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令和 4年 9月 7日産業建設常任委員会-09月07日-01号

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  1. 宝塚市議会 2022-09-07
    令和 4年 9月 7日産業建設常任委員会-09月07日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年 9月 7日産業建設常任委員会-09月07日-01号令和 4年 9月 7日産業建設常任委員会                 開会 午前 9時30分 ○江原 委員長  おはようございます。  ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。  なお、委員から写真撮影の申出を受け許可しておりますので、よろしくお願いいたします。  本日は、本委員会に付託をされました議案8件について説明を受け、確認を行います。その確認後、その後ですが、一般廃棄物収集運搬業務委託契約についての所管事務調査を行う予定をしております。  それでは、説明に入る前に説明順序についてお諮りをします。  お手元に配付の資料の順番がついている、案件の一覧に記載の順番のとおりとしていきたいと思います。そして、議案第102号と第105号については一括して説明を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  ありがとうございます。  議案の説明順序については、そのように決定させていただきます。  資料請求について、各委員の質疑の中で、確認の中で出てくると思いますが、資料請求については、委員会として資料請求を行う予定になっておりますので、常任委員協議会において最終調整を行った上で、文書により当局へ資料請求をいたしますので、あらかじめ御了解お願いします。  また、常任委員会の運営については、出席する職員の3密の状態を避け、感染予防に努めたいと思います。議案に対する確認等に関して簡潔に御発言いただけますよう、皆様の御協力をよろしくお願いをいたします。  それでは、順番に沿いまして、まず議案第106号、財産、救急自動車の取得についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  山中消防長。 ◎山中 消防長  おはようございます。  議案第106号、財産の取得について、提案理由の御説明をいたします。  本件は、本市が保有する8台の救急自動車のうち、老朽化した1台を更新整備することで救急需要に対応するとともに、一層の救急体制の充実強化を図ろうとするものでございます。
     提案議案25ページを御覧ください。  取得しようとする財産の内容ですが、救急自動車1台です。  救急車の配置場所は、東消防署としています。  取得金額は、税込み金額で2,277万円です。  取得の相手方は、神戸市須磨区大池町3丁目1番1号、兵庫トヨタ自動車株式会社特販営業所、所長、白根浩司様です。  次に、提出議案に係る参考45ページを御覧ください。  入札状況ですが、一般競争入札を実施し、令和4年6月17日に開札を行ったところ、参加申請のあった4業者中3業者の応札がありましたが、3業者全てが予定価格超過であったため、再度入札となりました。再度入札においては、落札者は、兵庫トヨタ自動車株式会社で、税抜き価格2,070万円で契約しようとするものでございます。  救急自動車の仕様につきましては、提出しております産業建設常任委員会の資料、消防本部警防課作成、議案第106号、財産、救急自動車の取得についてを御覧ください。カラー刷りの資料の分です。  まず1ページ、上段に所要所見があります。車両本体は、トヨタ製、総排気量は2,693ccの4輪駆動、6速オートマチック車、乗車定員は7名の救急自動車です。  参考写真の1を見ていただきたいんですが、これは、近年整備しました同型車両の前方の状況です。  2ページを御覧ください。  参考写真2から4は、後方及び側面の状況です。  3ページ、参考写真の5と6は、車内の状況です。参考写真の7、これは新型コロナウイルス感染症対策として設置するオゾン発生器です。オゾン発生器は強い殺菌力を持ち、救急隊員の感染リスクを低減させるものとなっております。  次、4ページから5ページです。  これは、今回の契約ではなく、別途契約を行う、調達をする主な救急資機材になりますが、救急車に積載いたしますので、写真を参考に御覧をいただきたいと思います。大きく5つに分類しています。上から(1)心肺蘇生、呼吸管理用資機材、(2)患者観察用資機材、(3)搬送用資機材、(4)高度救命処置用資機材、(5)通信用資機材となっております。特に高度救命処置用資機材は、救急救命士が救命処置を行う際に使用するものとなっております。  以上、財産取得について、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めようとするものです。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○江原 委員長  当局からの説明終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  説明の中で8台所有しているということなんですけれども、その8台の中で保管というのか、もう準備費というのか、準備というのか、補助。 ○江原 委員長  予備。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  予備。そうです。予備車って8台の中に含まれているんですか。 ○江原 委員長  山中消防長。 ◎山中 消防長  8台のうち、常時稼働は7台の救急車を動かしておりまして、非常用の救急車は1台ということで、合計8台となっております。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それと、中山台のほうに救急車を配置するということはどうなっているんですか。 ○江原 委員長  山中消防長。 ◎山中 消防長  現在、消防本部では、総合組織内の配置とかを適正に、組織を適正に検討する委員会を設置しておりまして、来年度には指揮支援隊とかいろんな改革をしようとしております。その中で、その一つとして、消防車両の配置、位置として救急車を中山台へ移すということも検討しているということで、まだ正式には決定をしておりません。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  移すということで、新たに取得するということではないんですね。確認です。 ○江原 委員長  山中消防長。 ◎山中 消防長  今現在ある救急車、常時稼働の分の7台のうち1台、今、東消防署に2台配置をしている分の1台を中山台へ移すことは検討しております。 ○江原 委員長  よろしいか。ほかに確認することはありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  今年がこれの整備、東消防署だったと思うんですけれども、今後の整備というのは、できたら資料で出せますか。 ○江原 委員長  整備じゃないでしょう。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  違う、新車、配置。 ○江原 委員長  新車。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  うん。できたら資料。 ○江原 委員長  ちゃんと質問して。何が欲しいのか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  今後の取得について、順番が来ると思うんですけれども、その資料請求をお願いしたいと思っています。 ○江原 委員長  高橋部隊指揮調整担当次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  消防本部では、宝塚市常備消防車両の整備計画というのを立てておりまして、それに基づいて使用年数、走行距離等を鑑みまして、消防車両・救急車両の更新計画を立てております。これにつきましても、現在検討していて、その期間についても今後検討していくところなんですけれども、請求がありました計画については現在ございますので、資料として提出させていただきたいと思います。  以上です。 ○江原 委員長  それは後の協議会で検討します。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それについてお願いしたいんですけれども、救急車の出動状況、特にコロナ禍の中で大変な状況になっていると思うんですけれども、できましたら3年度・4年度の出動状況を月別に資料をお願いしたいと思います。 ○江原 委員長  高橋次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  昨年と今年の2か年にわたって月別の出動件数、これも出ますので、資料として提出させていただきたいと思います。 ○江原 委員長  以上2件は後ほど協議会で検討します。  ほかにありませんか。  山本委員。 ◆山本 委員  すみません、今に関連したことでちょっと確認させていただきたいんですが、そしたら、東消防署に今現在も2台配置されているということですよね。その中で、東消防署が一番出動件数が多いということではなくて、中山台に持っていくことについて、古くなっているので新しくするということでの2台配置ということになるということでしょうか。 ○江原 委員長  高橋次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  各署所別の救急件数につきましては、やはり車両を2台配置しております東消防署の救急件数は多いというところです。多いからといって中山台に救急車を配置するということではございません。現場到着時間、救急車が現場に到着する時間の短縮というところと救急出動の発生の傾向等を鑑みまして、救急車の適正配置というところでの検討を現在しているところです。  以上です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  資料請求は今じゃなくて後でいいんでしょうかね。 ○江原 委員長  後でいいです。出せるかどうかの確認はちょっとしてみて。  山本委員。 ◆山本 委員  なるほど。すみません、先ほどもちょっと出動の件数のこと言ってらしたんですけれども、東消防署、西消防署、そして、ソリオのところにもありますよね。各出張所の出動件数を出していただけるものかなと思うんですが、どうでしょう。 ○江原 委員長  高橋次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  先日の総務常任委員会での資料もございますので、それと同じような資料になるかも分かりませんけれども、資料を提出させていただきます。 ○江原 委員長  山中消防長。 ◎山中 消防長  先ほどたぶち委員の言われた、昨年と今年の件数に各署所ごとの件数を合わせた形の1つの資料としてでよろしいでしょうか。 ○江原 委員長  それは、具体的には協議会で検討します。                 (「はい」の声あり)  ほかに。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  今回の2千ウン十万という話なんですけれども、車両本体価格と、あと、オゾン発生器とか、あと、積載される主要な資機材についての詳細な見積りといいますか、そういうようなのがもし出せるんであればいただきたいなと思うんです。 ○江原 委員長  それは、見積りが欲しいの。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  見積りじゃなくて、決まったときの細かい詳細、明細というか。 ○江原 委員長  それぞれのどういう区分けごとの詳細。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  この機材が幾ら、この機材が幾らという、車両以外の話で。 ○江原 委員長  資機材についてという意味ね。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  そうです。 ○江原 委員長  高橋次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  この資料にあります高度救命資機材の入札については、もう既に終わっておりまして、その資機材一つ一つの価格については、一式という部分もありまして、細かい金額についてはちょっと資料として出すのは難しいです。 ○江原 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  オゾン発生器というのも無理なんですか。別で出すのは。 ○江原 委員長  高橋次長。 ◎高橋 部隊指揮調整担当次長  我々が購入したこの物の金額ずばりというのは、ちょっと出せないというところなんですけれども、大体これぐらいの金額だという見積りを取るに当たっての金額は出すことはできると思います。 ○江原 委員長  岩佐委員、この件は、実は正副委員長の説明の際にもちょっと打合せをしたんです。これ別途になっているので、入札が終わったようなのでこの金額は出せないのかという確認はしました、全体でも。これは、資機材なので、物の物品の件なので、それを出してしまうと次の入札にも非常に影響があるので出しにくいという説明があって、この資料にもつけていただいていません。そういう理由があるということで理解をしてください。  その上で必要であれば資料もらうけれども、どうするか。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  その上では質問はありません。 ○江原 委員長  いいですか。これは、消防のここだけじゃなくて、物品の関係は全部契約の関係、入札の関係でそういうちょっと何々を幾らで宝塚は買ったよというのが流れてしまうと次の入札等にも影響がくるということなので、あまりオープンにしていないということなので御理解をしてください。ちょっと余分な説明を委員長がしましたが、そういうことです。  ほかに確認することはありますか。                 (「なし」の声あり)  では、本件、議案第106号の説明はこの程度といたします。御苦労さまです。  じゃ、担当課がちょっと入れ替わりますので。  続きまして、議案第98号、令和3年度宝塚市水道事業会計決算認定についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。
     金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  それでは、議案第98号、令和3年度宝塚市水道事業会計決算認定について御説明を申し上げます。  本件は、令和3年度水道事業会計の決算について、地方公営企業法第30条4項の規定によりまして、議会の認定に付すものでございます。  具体的な決算内容につきましては、まず、資料1としてお配りしております令和3年度水道事業会計決算概要のほうを用いて御説明をさせていただきたいと思います。A4裏表1枚物でございます。  また、あわせまして決算概要の説明を行う中で、増減理由のほうの御説明も併せてさせていただきたいと思いますので、資料2のほうも併せて御覧をいただきながら御説明をさせていただきたいと思いますので、お手元に御準備お願いいたします。  資料1の1の業務量についてですけれども、表の2段目、令和3年度末の給水人口は23万1,929人で、前年度と比べまして1,265人、0.5%の減となってございます。  下から3段目、料金の対象となります年間有収水量は2,334万2,565立方メートルで、前年度と比べまして78万立方メートル、1.4%の減となってございます。この理由につきましては、資料の2、業務量の①のところに増減理由を記載してございます。  有収水量は前年度から1.4%減少しておるんですけれども、給水人口の減少率0.5%以上に減少しておりますけれども、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして在宅勤務や手洗い、うがいが増加したものと考えておりまして、一般家庭の使用水量が増加しましたけれども、令和3年度は少し落ち着いてきたため、一般家庭の水量が少し減ったものというふうに分析しております。令和元年度比でいきますと、ほぼ同様というふうに考えてございます。  また1に戻っていただきまして、表の2の収益的収入及び支出ですけれども、税抜き金額で表示してございます。  まず、営業収益のうち、給水収益は35億1,200万円余で、前年度と比べ4億4,025万円余、13.2%の増となってございます。前年度に比べ令和3年度が増収益となった理由ですけれども、資料の2の支出の①の増減理由のとおりですけれども、令和2年度はコロナウイルス感染症対策に伴います水道基本料金の減免を実施しておりましたため、令和3年度は前年度比で収益が上がったように見えますけれども、令和元年度とほぼ同等の金額となってございます。  その下、営業外収益のうち、分担金ですけれども、1億1,424万円余で、給水装置工事の件数が減少したことによりまして、前年度と比べ1,367万円余、10.7%減となってございます。理由といたしましては、資料2の②のとおり、令和2年度にコロナウイルス感染症拡大によります水道基本料金の減免を実施したことによりまして、一般会計からの繰入金2億880万1,000円を受け取ったため、令和3年度は前年度と比べ大きく減少しているものでございます。  その2つ下、その他につきましては、水道基本料金の減免に対する補填といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を財源とする一般会計からの繰入金が令和2年度にはあったため、令和3年度につきましては2億1,635万円余の92.1%の減となっているのが理由でございます。  その下、特別利益は1億8,375万円余で、前年度と比べ1億8,133万円余の増となっています。増減理由につきましては、③のとおり、旧の上下水道局庁舎跡地を市に売却したため、固定資産売却益などが発生したことによるものです。  これらの収益合計は、前年度と比べ3億9,226万円余で、9.6%の増の44億9,454万円余となってございます。  次に、営業費用のうち、人件費は8億1,325万円余で、前年度と比べ4,587万円、6.0%の増となってございます。これは、理由④のとおり、増加額のうち4,049万円余は退職給付引当金等で、年齢の高い職員が上下水道局のほうに移動してきたことによりまして、引当金を多く積む必要が生じたためでございます。  その下の物件費は1億7,263万円余で、上下水道局仮設庁舎の建設に伴うリース料などの増加によりまして、前年度と比べて増加したものでございます。  その下の受水量でございますが、12億4,843万円余で、前年度と比べ1億8,639万円余、17.6%の増となっております。増の理由ですけれども、⑥に書いてございますとおり、令和2年度に水道基本料金の減免をするに当たりまして、兵庫県営水道の受水費を3か月間兵庫県のほうが減免措置をしていただけたため、令和3年度はその分が大きく増加しているものでございます。  その下の特別損失は、旧上下水道局庁舎解体の工事費及び旧庁舎の残存簿価を固定資産除却損としたため、前年度と比べまして1億5,333万円余の増となっております。  次に、下から2段目に記載のあります未処分利益剰余金の欄ですけれども、令和3年度末で8億3,764万円余となっておりまして、増減理由の⑦に記載しておりますとおり、令和4年度以降も毎年3億円前後純損失が生じる見込みであり、令和6年度には未処分利益剰余金が底をつき、欠損金が発生する形勢がございます。  現在、上下水道事業審議会におきまして、料金改定を含め、上下水道事業の在り方について御議論をいただいておるところでございます。  これらの費用合計は、前年度と比べ4億3,502万円余、9.9%の増で48億2,824万円余となってございます。結果、その下の当年度純利益は3億3,369万円余の赤字決算となってございます。  次に、資料1の裏面のほうを御覧ください。  3の資本的収入及び支出ですけれども、まず、収入のうち、企業債は配水管整備事業などに充当するため6億4,950万円を借り入れており、その下の他会計負担金投資有価証券等償還金及び旧上下水道局庁舎跡地を売却したことによります固定資産売却代金などを加えて、収入は12億5,747万円余となってございます。  次に、支出ですけれども、原水及び浄水施設整備費、送水及び配水施設整備費としての建設改良費及び上下水道局倉庫新築工事や新庁舎の新築工事などを含む営業設備費などを含めまして9億5,372万円余の事業を実施してございます。  その下の企業債償還金や投資を加えまして、支出の合計が18億3,824万円余となりまして、差引きの5億8,081万円余の収支不足となりますけれども、損益勘定留保資金等で補填をしてまいります。  次に、4の資金収支、内部留保資金の状況ですけれども、令和3年度末の余剰額は、令和2年度末に比べまして5,630万円余増加しておりまして、40億1,232万円余となってございます。  次に、5の給水原価と給水単価の欄を御覧いただきたいんですけれども、水道水をつくるためにかかります給水原価と販売する供給単価の比較を示したものでございます。  1立方メートル販売しますと、29円の赤字が発生するということを示しております。  また、近隣市におきましても、本市のみがこの比率が赤字となっておる状況でございます。  最後に、6の企業債の状況ですけれども、一番右端、令和3年度末未償還額が149億7,963万円余となってございます。  資料1の水道事業会計の決算概要につきましては、以上でございます。  続いて、令和3年度の決算書のほう、とじてある部分のほうを御覧ください。冊子になっておる分でございます。  まず、1枚めくっていただきまして、目次のほうを御覧ください。  地方公営企業法第30条7項の規定によりまして、決算書類としておつけしているものでございます。  1ページからは、先ほど御説明しました決算報告書損益計算書貸借対照表などの財務諸表を記載しております。  また、12ページからは、決算附属資料といたしまして、宝塚市の水道事業報告書として決算の概要や実施者建設工事の概要などを記載するとともに、キャッシュ・フロー計算書などの明細書を添付してございます。  決算書につきましては、御参照賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。  また、別添資料3、A4、1枚物ですけれども、主な水道施設の一覧と職員の配置状況、次に、資料4としまして、総配水量の水源別配水量及び受水費等の内訳、資料5として、基幹管路の耐震化率及び管路更新率について、それぞれ御提出をさせていただいております。  水道事業会計決算認定理由につきましては、以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○江原 委員長  説明をいただいたんですが、ちょっと委員長のほうから追加の説明を求めておきますが、先ほど説明のあった中で、給水原価と供給単価のところですけれども、ずっとつくってもつくっても赤字ということが書かれていますが、もう少し詳しく説明していただきたいのと、水道料金というのはいつぐらいから改定をしていないのか、ちょっと説明を追加でお願いします。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  それでは、引き続き御説明をさせていただきます。  給水原価と供給単価の関係につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。確かにこの部分だけを見ますと、販売すればするほど赤字が発生することになっておるんですけれども、経営上、赤字であったかというとそうではなくて、平成30年度までは決算としては黒字経営を維持してくることができました。黒字経営の理由といたしましては、その補填財源としまして分担金収入、いわゆる水道の加入負担金があったことが挙げられます。これは、本市の発展の歴史と大きく関係してございます。本市は、これまで大型ニュータウン開発によります分担金収入が多くありましたため、それを充当し、事業経営を行ってきたというところにあります。しかし、分担金収入は、平成16年度には年間約5億円余りあったものも、近年の大型住宅開発の減少に伴いまして、令和3年度の決算では分担金収入は1億1千万円まで減少している状況です。この減少状況は今後も続くというふうに認識してございます。非常に今後の経営状況に大きく影響を及ぼすものというふうに認識してございます。  一方で、水道料金の変遷なんですけれども、最終、水道料金の値上げをさせていただきましたのは、昭和55年、1980年に値上げを実施して以来、42年間値上げを実施しなかった経過がございます。本市の人口急増に対応し、安定した水道水を供給するために、川下川ダムの建設や上水道施設の整備、管路網の整備など多額な投資が必要であったこともありまして、昭和54年、55年の2か年連続で水道料金の値上げを行っておりまして、合わせて84%の大幅な値上げを行ったというのが最終でございます。その値上げを行ったことによりまして、市民の方からは、宝塚市は日本一高い水道料金というふうにまで言われたこともあったというふうに聞いてございます。この42年間の間、本市が値上げを行わなかった間に、現在では、近隣の8市町におきまして、一般的な家庭なんですけれども、口径20ミリで月使用量が40立方メートルの御家庭におきましては、尼崎市、伊丹市に続き、安い順で下から3番目に安い水道料金基準となっておるのが現状でございます。  これまで値上げをせず経営を維持できたのは、先ほど御説明しました分担金収入が多かったことによるものでありますので、現在、上下水道事業審議会に対しましても、令和3年11月1日付で上下水道事業の在り方について諮問を行い、これらの経営状況を報告するとともに、安定的な上下水道事業の運営を図るため、料金改定を含めた今後の上下水道の在り方について御議論をいただいているところでございます。  説明につきましては、以上でございます。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。  大島委員。 ◆大島 委員  ちょっと私の聞き違いかもしれないんで確認したいんですけれども、5番目の給水原価と供給単価の1立米当たりの差引きが、本市のみがマイナスになっているというふうに聞いたと思うんだけれども、そうですか。何か本市のみって聞こえてんけれども、違いますか。本市。 ○江原 委員長  宝塚だけ赤字になっているというふうに聞こえましたが、そうですかという確認です。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  近隣の状況を調べましたら、宝塚市のみというふうに認識してございます。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  せっかく調べていただいた近隣の状況を資料としていただくことができますか。 ○江原 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  資料として御提出させていただくようにいたします。 ○江原 委員長  よろしいか。ほかに確認することはありますか。いろいろ資料がたくさん今回は出ていますので。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  決算書で資料2、すごい増減の理由、分かりやすく出していただいてありがとうございます。これ、初めての試みだったと思いますので、よく分かりました。  それと同時に、資料5で管路の耐震化というのを毎年出していただいているんですけれども、これ、確認じゃなくて資料請求になるかなと思うんですけれども、配水池耐震化についての現在の状況です。 ○江原 委員長  配水。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  はい。配水池の耐震化。 ○江原 委員長  配水池。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  の耐震化。例えば、小林に大きな配水地があったりとか、以前、平井のほうでボートがあった。そういうので現地に視察に行かせてもうて、結構市内に、昨日お聞きするとたくさんあるということと、加圧所というところもあるので、できましたらその箇所の耐震化の現状を出していただきたいと思います。 ○江原 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  今、たぶち委員から資料要求のありました配水地の耐震化及び加圧所の耐震化の状況につきまして、資料のほうを御提出をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ありがとうございます。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに確認することはありますか。  山本委員。 ◆山本 委員  すみません、資料じゃないんですけれども、確認だけさせていただきたいんですけれども、先ほど尼崎に次いで伊丹市、宝塚市3番目だということなんですが、尼崎と伊丹は、ここまでの赤字になっているということはあるんでしょうか。宝塚が一番赤字になっている。 ○江原 委員長  樫本上下水道局経営企画課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  尼崎と伊丹の決算の状況なんですけれども、令和3年度というのは確認していないんですけれども、過去の部分については、赤字ではなくて黒字を維持しているというふうに聞いております。  以上です。 ○江原 委員長  伊丹は。  樫本経営管理部経営企画課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  伊丹も黒字を維持しているようです。 ○江原 委員長  両方ともね。黒字ということ。  樫本経営管理部経営企画課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  はい、そうです。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  じゃ、宝塚だけ赤字ということで理解しました。  それともう一点確認をさせていただきたいんですけれども、県水の状況と阪水の状況なんですけれども、川下川が去年、おととしぐらいは結構水の量が多かったかなと思うんですが、今年に限っては非常に少なく、去年も少なかったかなと思うんですが、そういうときというのは、市の川下が自己水ですよね、の分というのが非常に少なくなるというか、もう取水はできないぐらいの状況になっていたかなと思うんですが、そういうときというのは、県水が増えるんでしょうか。どうなんでしょう。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 施設部浄水課長  今の御質問にお答えさせていただきますと、宝塚市、まずは川下川ダムの貯水率をある程度確保しておく必要がございますので、まずは阪神水道のほうが比較的増量していただきやすい部分もありますし、金額的なこともありますので、まずは阪神水道のほうを増量させていただきます。あと、川下川ダムが減水している時期というのは、おおよそ一庫ダムの減水時期と時期が合ってくることが多いということもありまして、まずは阪神水道を優先させていただきまして、その後、県営水道に関しても状況に応じて増量していただくというような順番を考えております。  以上です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。聞いてみたのは、左岸地域は県水と川下川と小浜の浄水場とかに当たるのかなと思うんですけれども、川下川が取水できないぐらいの量になっているときには、左岸地域にも阪水が入るのかなということが気になったんで聞いてみたんです。阪水ということでいいですか。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 施設部浄水課長  現在のところ、左岸側に阪神水道を配水してくるというのは非常に困難な状況になっておりますので、川下川ダムの貯水率を見ながら、貯水率を落とし切らないように、事前に阪神水道のほうの量を調整させていただいているというような状況でございます。  以上です。 ○江原 委員長  いいですか。委員長から、今の答弁ちょっと気になったのは、もう自己水が本当に渇水状況になった場合は、要は阪神水道を左岸に回す必要が起きたときも、回せない状況という意味ですか。回せるけれども、今は回していないということなのか。  下野施設部長。 ◎下野 施設部長  現状で、阪神水道の水は武庫川の左岸のほうにはちょっと送れない状況になっています。今後、阪水の水は、武庫川の右岸地域の3分の2ぐらいをエリア占めているんですけれども、そこはちょっと増やしていこうと思っています。その先には、さらにその阪水の水を武庫川の左岸にも持っていけるような計画は考えていきたいとは思っています。ただ、今現状ではできていない状況です。
    ○江原 委員長  分かりました。  ほかに確認することはありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  先ほどの説明で、42年間は値上げを行っていないと。今、説明の中で、審議会で料金改正に向けて議論しているということなんですが、審議会で年間何回ぐらい開催されているのか、ちょっとお聞きします。 ○江原 委員長  樫本経営企画課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  審議会の開催状況なんですけれども、定期的に開催するということではなくて、必要に応じて開催するということでして、現状では去年の11月に諮問を行いまして、それから5回の審議会を開催しております。5回です。今後、答申いただくまでに大体年度内に6回ぐらいの審議会を予定しております。  以上です。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  5回開催して、今後6回ということですか。分かりました。  できましたら、これまでにもちょっと資料をいろいろ出してもらっていまして、滞納状況ですね。これまでにも出していただいているから分かると思うんですけれども、何年以上何人とか、金額が分かる分を2年、コロナ状況でちょっと大変な状況になっているのかなと思うんですけれども、2か年分出していただけないでしょうか。 ○江原 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営 管理部長  滞納状況の2か年分ということ、分かりました。これまで提出させていただいている内容も踏まえまして、同じような形で提出させていただきます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ありがとうございます。 ○江原 委員長  資料については、後ほどの協議会で最終検討します。  ほかに確認することはありませんか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第98号の説明はこの程度といたします。  引き続きですが、議案第99号、令和3年度宝塚市下水道事業会計決算についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  それでは、議案第99号、令和3年度宝塚市下水道事業会計の決算認定について御説明をさせていただきます。  本件も地方公営企業法の規定に基づき、議会の認定に付すものでございます。水道事業同様に、具体的な決算内容につきましては、資料1及び資料2を用いて御説明をさせていただきたいと思います。御準備のほうお願いいたします。  まず、資料1の1、業務量ですけれども、表の1段目、令和3年度末供用開始区域人口は22万8,967人で、前年度と比べ1,112人減少となっております。  下から3段目の年間総処理水量は、流域下水道処理施設で処理をしております本市の汚水水量ですけれども、増加をしております原因といたしましては、管路が老朽化しており、管路に雨天時に地下水が流れ込んでおることにより流量が増加しているものというふうに認識してございます。  また、浸水エリアの特定や修繕工事などを引き続き実施することによって、侵入対策を強化していきたいというふうに考えてございます。  次に、下から2段目ですけれども、使用料の対象となります年間有収水量は2,344万4,797立方メートルで、前年度と比べ28万6,139立方メートル、1.2%の減となってございます。この理由につきましても、水道と同様で、コロナウイルス感染症の影響によりまして使用料が変わっていったものというふうに分析をしてございます。  次に、下の表の2の収益的収入及び支出ですけれども、まず、営業収益のうち、下水道使用料は22億6,481万円余で、前年度と比べ1億9,843万円余、9.6%の増となっております。この理由につきましても、資料の2の①の増減理由に記載しておりますとおり、下水道事業も令和2年度に下水道基本使用料の減免を実施しておったためでございます。  その下の雨水処理負担金は、一般会計からの繰入金でございますけれども、6億9,853万円余で、起債残高の減少によりまして、償還及び支払い利息等が減少してございます。このため、前年度と比べまして2,025万円余、2.8%減となっております。  その下の他会計負担金ですけれども、670万円余で、水道事業会計からの管理職の人件費等の負担金が減少したことによりまして739万円余、52.4%の減となってございます。  その下の営業外収益のうち、他会計負担金は一般会計からの繰入金ですけれども、5,432万円余で、前年度と比べ537万円余、9%の減となってございます。  その下の他会計補助金ですけれども、汚水資本費に係ります一般会計からの繰入金ですけれども、2億4,634万円余で、前年度と比べ3億8,003万円余、60.7%の減となっております。この繰入金が減少しました理由ですけれども、③に記載しておるとおりでございますが、令和2年度は、資本費に対します比率を44%として一般会計からの繰入れを受けておりましたけれども、令和3年度は、総収益と総費用が均衡する額に引き下げられたため、前年度比より大きく減少したものでございます。  また、これは令和3年度だけでございまして、令和4年度の予算からは令和3年度に事業検証の裁量経費等の見直しにおきまして、30%等を繰り入れるということが妥当として一般会計との協議が調って予算化をしてございます。  続きまして、その下の特別利益につきましては1,934万円余で、退職給付引当金戻入れの増額などによりまして、前年度と比べ1,836万余の増となってございます。  これらの収益合計は、前年度と比べ1億9,400万円余、4.6%の減、39億9,880万円余となってございます。  次に、営業費用のうち、人件費は1億5,428万円余で、前年度と比べ2,365万円余、13.3%の減となってございます。  その下、物件費等は5億1,450万円余で、公共下水道の維持管理費や水道事業に対して払います仮設庁舎の負担金、仮設庁舎は水道事業会計が持っているものですので、使用料を払わせていただいております。その増加によりまして、前年度と比べまして2,012万余、4.1%の増となっているものでございます。  その下の流域下水道維持管理負担金についてですが、8億6,705万円余で、武庫川流域下水道に係ります修繕費や処理費が増加したことによりまして、前年度と比べ1億831万円余、14.3%の増となってございます。この増加理由につきましても、資料2の⑤の記載しておりますとおり、武庫川下流流域浄化センターは、昭和51年に供用を開始しておりまして、老朽化がやはり進んでいることから、修繕費等の増加が発生したものでございます。この修繕費等につきましては、各構成市、尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市がそれぞれ費用の案分によりまして分担金を支払っているものです。  その下の営業外費用のうち、施設整備に要しました起債償還がかなり進んだことにより、支払い利息が3億137万円余と、前年度に比べまして5,631万円余、15.7%の減となっております。かなり起債償還が進んでおるという状況でございます。これも今後もこの減少の状況が続くものというふうに認識してございます。  これら営業費用、営業外費用に特別損失を含めた費用合計は、前年度と比べ4,567万円余、1.2%の増、39億9,880万円余となってございます。  その結果、その下の当年度の純利益ですけれども、先ほど御説明しました収支均衡とする決算とするということとしたため、収支同額のゼロ円というふうに表示をしてございます。状況につきましては、⑦にその理由を記載しております。  次に、裏面のほうを御覧ください。  3の資本的収入及び支出ですけれども、まず収入のうち、企業債は公共下水道企業債など11億3,855万円余を借り入れることにしており、その下の国庫補助金、他会計負担金、工事負担金などを加えまして、収入合計は13億739万円余となってございます。  次に、支出ですけれども、公共下水道や流域下水道の整備などの建設改良費として6億3,175万円余を事業実施しており、その下の企業債償還額も前年度より1億1,654万円余減少しておりまして、それらを加えまして支出合計が30億3,557万円余となりまして、差引き17億2,818万円余の収支不足となりますけれども、損益勘定留保資金等で補填してまいります。  次に、4の資金収支、内部留保資金の状況ですけれども、3年度末の余剰額は、令和2年度に比べまして2,989万円余増加し、4億2,366万円余となってございます。  5の汚水処理原価と下水道使用料単価の比較を示しておりますところでございますが、下水道事業においても、1立方メートルを販売いたしますと15.7円の赤字が発生するというふうなことを記載させていただいております。  最後に、企業債の状況ですが、右端の欄、令和3年度末の未償還額は173億8,452万円余となってございます。  資料1の下水道事業会計の概要につきましての説明は以上でございます。  続きまして、令和3年度宝塚市下水道事業会計決算書、つづりのものを御覧ください。  冊子の1ページをめくっていただきまして、目次のほうを御参照ください。  これにつきましても、地方公営企業法の規定によりまして、決算書類として御提出しているものでございます。決算報告書損益計算書貸借対照表などの財務諸表、決算附属資料等を添付しておりますので、決算書につきましては御参照賜りますようお願いいたします。  また、別途資料として、資料3、主な下水道施設の一覧と職員数の配置状況、資料4として、重要な汚水管路等の整備率の状況、資料5として、重要な汚水管路の耐震化の今後の予定、また、資料6として、流域下水道の概要をそれぞれ提出しております。  水道事業会計決算認定提案理由につきましては、以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○江原 委員長  説明は終わりました。  ちょっと委員長からも追加の説明を求めておきたい部分が1か所あって、この最後につけていただいた資料6、流域下水道ということで先ほどの決算にも出ていましたが、老朽化ということもあって、実は宝塚は2系統の流域下水のセンターを利用しているというのがあまり今まで知られていない部分なので、この資料6として出されている流域下水道の概要についてもう少し詳しく説明していただけますか。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  先ほど流域下水道の維持負担金が増加しておりますことを御説明させていただきましたけれども、この資料を用いましてもう少し概要のほうを御説明をさせていただきたいと思います。  資料6のほうを御覧ください。  まず、宝塚市の生活排水の処理方法は、南部の市街地は公共下水道による処理、北部・西谷地域につきましては、各戸の合併処理浄化槽により処理をしていただいております。  また、この公共下水道の汚水を浄化処理する施設を宝塚市では単独には持ってございません。広域処理といたしまして流域下水道に接続し、最終の汚水処理を行い、大阪湾や武庫川、猪名川のほうに放流をしている状況でございます。  宝塚市が接続します汚水処理場は、委員長が御説明いただきましたとおり2か所ございます。資料に記載があります1つ目の兵庫県が運営します武庫川下流流域下水道、武庫川下流浄化センターと、もう一つが大阪府と兵庫県が運営いたします猪名川流域下水道の原田処理場にそれぞれ汚水を送って浄化処理をしていただいている状況です。施設の場所は、資料の図面に記載をしておるんですけれども、少し小さくて見にくくて申し訳ございません。まず、武庫川下流浄化センターは武庫川の河口付近にありまして、資料に記載しておりますとおり、供用をしておりますのは兵庫県の4市、尼崎、西宮、伊丹、宝塚でございます。  また、原田処理場は大阪空港の滑走路のすぐ横にございまして、大阪府側は、記載しております3市1町、兵庫県側も3市1町が利用をさせていただいております。特にこの原田処理場のように府県をまたいでの下水処理をしているというのは、全国的にも当時はやはり珍しい運営方法でございました。  また、宝塚市のこの浄水場での処理の境ですけれども、山本と中筋の間に天神川という川が流れてございます。それを境に、西側は武庫川下流浄化センター、そして、川から東側は原田処理場というふうに区分けをしております。  また、この宝塚市の処理人口が、括弧で示しておりますが、上は全体の人口ですが、括弧内は宝塚市のみの人口ですけれども、人口比率はおおむね武庫川処理区が8割、猪名川処理区が2割というふうな人口配分で処理をしている状況です。  原田処理場は、昭和41年、1966年に供用が開始されており、武庫川下流浄化センターは、昭和51年、1976年に供用を開始しておる施設でございます。  本市の下水道につきましてはかなり遅れ、その後に、昭和46年に認可を受けて事業に着手しておりまして、後発組とよく言われるんですけれども、そういう状況で接続を加わらせていただいたという状況でございます。現在、認可から51年を宝塚市は経過したところでございます。先ほどの流域下水道維持負担金の修繕費が増加したことを御説明いたしましたけれども、このように流域下水道施設においても老朽化がやはり進行してございます。  今後、修繕費や改築費が必要になるなど、課題を有していることも認識してございます。このため、関連市で構成します協議会を結成しておりまして、その協議会からも管理者であります府・県に対しまして、事業の効率化、そして、整備予算の平準化を求めるなど、運営に対しても一定、申入れを行っていっている状況でございます。  説明につきましては、以上でございます。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  ありがとうございます。今の説明すごくよく分かりました。  この地図の見方なんですけれども、宝塚市を黄色とピンクで分けてくださっていて、先ほど天神川で分かれるよというふうにお話があったと思うんですけれども、西谷の部分は合併浄化槽だから使用していないというのは分かるんですけれども、ちょっとここはどこに当たるんかな。クリーム色の部分がちょっとだけ西側のところになんかありますよね。ここはどうなっているんですか。市で。宝塚市でも。 (「クリーム色」の声あり)  そうそう。黄色じゃなくて、ここも宝塚市内だと思うんだけれども、これが…… ○江原 委員長  西谷以外のところで。  大島委員。 ◆大島 委員  そうそう。そういうことです。 ○江原 委員長  その流域に入っていないエリアはあるのかという意味ね。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  今、御指摘のありました部分につきましては、実は市街化調整区域でございまして、山部分になっておりまして下水道を通していない地域でございます。  以上でございます。 ○江原 委員長  それは山林みたいなところということね。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  そうです。 ○江原 委員長  ほかにありますか。よろしいですか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第99号の説明はこの程度とします。  入替えがありますので、トイレ休憩。50分再開で。                 休憩 午前10時42分               ──────────────                 再開 午前10時50分 ○江原 委員長  それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  続きまして、議案第102号工事請負契約、都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事その1の締結について及び議案第105号、工事請負契約、都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事その2の変更について、以上2件を一括して議題とします。  当局からの説明を求めます。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  先日は、本件議案につきまして、暑い中、現地調査のほうを行っていただきましてありがとうございました。  それでは、改めまして両議案について説明させていただきます。  まず、議案第102号、工事請負契約の締結の議案につきまして御説明させていただきます。  本件は、市内千種1丁目外地内において、都市計画道路荒地西山線のうち、現在施工中の擁壁を除く本線掘割区間の場所打ちU型擁壁を構築するため、請負金額3億9,119万3,000円で株式会社カナック工業を請負業者として工事請負契約を締結しようとするものです。
     工事概要は、土工一式、場所打ちU型擁壁工116メートル、仮設工、工事用道路工、構造物撤去工、交通管理工、各一式となっています。  現在施工中の本線場所打ちU型擁壁工事、後ほど御説明させていただきます議案第105号に係る工事のほうですけれども、こちらが本年11月末に完成する見込みとなり、引き続き早期の事業完了に向けて円滑な工事進捗を図る必要があることから、残る本線U型擁壁の築造を一括して行うものです。  議案書及び資料1でお示ししているとおり、工事は延長が116メートル、最大幅が9.5メートル、最大高さが8.5メートルの大規模な現場打ちU型擁壁の構築であり、沿道には分譲マンションが近接して立地していることや生活道路の切り回しが生じる工事であるため、安全管理の徹底及び責任体制の明確化を図るため、令和6年3月29日までの一括工事として施工するものです。  入札は、一般競争入札で実施し、株式会社カナック工業、宇都宮建設株式会社、大勝建設株式会社、伊藤建設株式会社の4者が応札し、株式会社カナック工業が落札したものです。  引き続き、議案第105号につきまして御説明させていただきます。  この工事請負契約の変更議案につきましては、市内千種1丁目外地内において、都市計画道路荒地西山線のうち、本線トンネル区間の西側に隣接する掘割区間の場所打ちU型擁壁を整備する都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事その2に係るものです。  当初契約は、一般競争入札の結果、3億5,871万円で金山建設工業株式会社が落札し、令和3年3月定例会におきまして議案第42号で議決を賜りました。その後、場所打ち擁壁を4ブロックから5ブロックに追加変更を行うことから、令和3年6月定例会におきまして、議案第72号で変更契約の議決を賜りました。  また、場所打ち擁壁工においてひび割れ防止対策が必要となったことなどから、令和3年12月定例会におきまして、議案第133号で変更契約の議決を賜りました。  今回、鋼材価格の著しい上昇に伴う差額の増額及び現地状況を踏まえた数量精査により変更が必要となったことから各費用に増減が生じたため、契約金額を第3回変更契約金額から231万2,200円増額し、4億4,478万9,400円に変更しようとするものです。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  議案第102号の確認なんですけれども、今回、株式会社カナック工業が落札されたということなんですけれども、いろいろ業者が変わっていて、この続きがあったと思うんですけれども、以前、この前の業者さんってどこでしたか。それと、引き続きの確認事項とかはもちろんきっちりされていると思うんですけれども、事故が特に懸念されてくる中で、その辺の業者との引継ぎとかいうのはどのようにされていますか。 ○江原 委員長  中村課長。 ◎中村 道路建設課長  今の御質問に対するお答えをさせていただきます。 ○江原 委員長  もうちょっと大きな声で言ってくれる。  中村課長。 ◎中村 道路建設課長  この工事、第102号で工事のほう、U型擁壁ということで今回議案のほうを上げさせてもらっておるその以前の施工業者といいますのが、この第105号で今、変更議案で上げさせてもらっています金山建設工業というところで、トンネル区間の西側の大型のU型擁壁を築造しております。その以前となりますと、トンネルの施工をしておりましたので、森組が施工しておりました。この現場、これまでもトンネル工事からしましたら、業者としましては3社目ということになってきます。そのあたりの引継ぎに関しては、我々も私含めて担当者がきちっと現場のほうを管理させていただいている中で、それぞれやっぱり気になることとか、そういった部分に関してはきちっと次の施工業者に引き継いで現場のほうは進めておるような状況で施工のほうを進めております。  以上となります。 ○江原 委員長  いいですか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  はい。 ○江原 委員長  議案第105号の資料1に、先ほど部長が説明をしたときに、当初のところと1回目、2回目、3回目、4回目と変更になっている。さらに、この以前というのも工事はもう20年以上続いているわけですけれども、今言った森組というのはどこに関わっているか。  中村道路建設課長。 ◎中村 道路建設課長  議案第102号の資料1を御覧いただけたらと思います。こちらのほうで…… ○江原 委員長  第105号か。  中村道路建設課長。 ◎中村 道路建設課長  第102号の資料1です。すみません。 ○江原 委員長  図面で説明する。図面でね。はい、いいよ。  中村道路建設課長。 ◎中村 道路建設課長   こちらの資料の中に平面図を上げさせていただいております。その中で、トンネル区間という旗揚げをさせてもらっているところが森組が施工した箇所となっております。  以上になります。 ○江原 委員長  3社目と言ったのは、先ほど説明が、森組があって金山があってカナックか。逆か。それでいいんか。森組があって金山があってカナックと。これで3社目ですという説明を今したけれども、このトンネル区間の前に、俗に言う中津浜からトンネルの近くまであれしていた工事もあったけれども、それは森組ではなかったですか。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  森組さんにつきましては、阪急今津線との立体交差工事、こちらのほうを市としましては阪急電鉄に委託して工事のほうを施工したんですけれども、阪急電鉄が発注した共同企業体、こちらのほうが鹿島と森組の共同企業体であったということです。  以上です。 ○江原 委員長  それを聞いてんじゃないねん。トンネルに至るまでの旧中津浜からその間のやつというのはもう覚えていないか。大分前の話やけれども、それはまた違う業者やったような気がする。①、②という部分。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  当然この写真でお示ししています①、②とか④の辺り、これまで施工してきたところ、本線の工事につきましてはおおむね単年度の発注となりますので、それぞれ別の業者が行っております。 ○江原 委員長  そういうことやね。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  はい。 ○江原 委員長  だから、3社というのは間違いだから、要は、先ほどのたぶち委員の質問は、ここに関わる業者は複数のたくさんの業者があるから、その間における引継ぎ、その他は問題ないかという質問で、先ほどの中村課長の答弁がちょっとそれがいいのか悪いのかと思ってあえて聞いたんです。あえて聞いたんです。ちゃんと引継ぎはできていますかと聞いているんです。もう一回答弁してください。ちゃんと引継ぎ事項というのは書面で残されて、違う会社に対して引継ぎ期間を設けて書面で渡しているという理解でいいか、それともそういうことはしていないということなのか。どうですか。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  今、委員長から御指摘のございました引継ぎ期間につきましては、今回の工事もそうですけれども、前段の工事が完了する前に新たな工事を発注して、間が空くことなく遅滞なく引継ぎができるような形で進めております。ただ、引継ぎ文書につきましては、工事の内容によりますけれども、きちっとした引継ぎ文書を毎回同じように作って引継ぎを行っているという形のものではございません。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに確認事項はありますか。これから先は質疑やから。今日じゃなくて。ほかに確認することはありませんか。現地を見て感じたことも含めていいですか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第102号及び議案第105号の説明はこの程度といたします。御苦労さまでした。  ちょっと担当部が替わります。  続きまして、議案第97号、宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  濱田都市整備部長。 ◎濱田 都市整備部長  議案第97号の説明をいたします。  本件は、令和4年5月20日に公布された第12次地方分権一括法により、災害時に設置する応急仮設建築物について、これまでは最大でも2年3か月まで存続させることが可能でしたが、これをさらに1年ごとに存続期間を延長することができる仕組みが創設されました。このことにより、建築基準法において生じた項ずれを反映させるために手数料条例の一部を改正しようとするものです。  では、委員会資料を基に手数料条例を改正しなくてはいけなくなった原因である法改正をまず説明させていただきます。  資料1のほうを御覧ください。  また、あわせて資料2のほうも内容は同じになっているんですが、カラー刷りの横向きの資料でございます。分かりやすく書いているんで、併せて御覧ください。  災害時に設置する応急仮設建築物については、近年の災害の頻発化・激甚化などに伴い、本設の建築物を従来の許可制度で認められていた2年3か月以内に設置することが難しい場合などがあることから、地域の災害の状況に応じた対応、ひいては円滑な災害復旧・災害復興ができるように、従来からの仮設許可について、1年ごとに存続期間を延長することができるというものです。  では、資料1の2ページ目、手数料条例そのものの改正の内容についてのほうを説明いたします。  このたび新設された許可制度は、災害対応を目的としたものですので、許可手数料そのものは徴収しないことと考えています。そのため、手数料条例に追加する項目そのものはございませんが、根拠法である建築基準法において許可条項が追加されたことで、それ以降の条項に項ずれが生じてしまい、それを反映させるため、このたび手数料条例の改正を行います。具体的には、それ以降に4つ書いて例示を示しています。  具体的には、1つ目が、マンションの販売事務所や仮設店舗などの一般的な仮設建築物を新築する場合の許可です。これが改正前の85条第5項に当たり、これを6項にずらすことになります。2つ目が、1年以上使用する特別な理由がある仮設建築物、例えばオリンピックや万博などの大規模なイベントをする施設などが例に挙げられています。これらを新築する場合の許可です。これが改正前の85条第6項が7項にずれることとなります。残りの3つ目なんですが、ここからは、既にある建築物の用途を変更して仮設許可として使用する場合のことを例示しています。3つ目は、先ほどの一般的な仮設建築物として既存の建築物を一時的に用途を変更して使用する場合の許可です。これが改正前の87条の3第5項で、これが第6項にずれます。最後に4つ目ですが、既存の建築物を一時的に用途を変えて1年以上使用する場合の許可です。これが改正前の87条の3第6項で、これが7項にずれることとなります。  以上が手数料条例改正の内容となります。よろしくお願いいたします。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、それでは議案第97号の説明はこの程度といたします。  続きまして、議案第103号、工事請負契約、市営火葬場空調設備外更新工事の締結についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  立花環境部長。 ◎立花 環境部長  それでは、議案第103号、工事請負契約、市営火葬場空調設備外更新工事の締結について御説明を申し上げます。  議案書の19ページをお開きください。  当該施設は、平成元年、1989年に新築され33年が経過しております。かなり老朽化が進んでおり、一部の空調設備は故障している状態で、修繕修繕ということで対応しております。全体的にもかなり効きが悪くなっている状況で、今回、空調等の改修を全面的に行うということでございます。  本件の契約金額は2億1,560万円で、大阪市北区南森町2丁目4番32号、柳生設備株式会社を請負業者として契約を締結しようとするものです。  議案と一緒に出しております参考資料を御覧ください。27ページになっております。  これは、入札の結果等々を示している資料でございます。工事期間につきましては、議決のあった日から令和5年、2023年7月10日ということになっております。この間、4月、5月の2か月間、一応閉場いたしまして工事を行うという期間がございます。それから、今回は最低制限価格につきましては、変動型の最低制限価格ということになりました。その結果、3者の入札がございましたが、2者が最低制限価格以下ということで失格ということになりまして、この柳生設備株式会社が、落札率約80%ですけれども落札ということになりました。辞退した業者が2者ございます。美樹工業株式会社につきましては、その理由は、技術者の確保が困難になったためというところでございます。それから、株式会社谷井水道工業所の辞退理由ですが、これは、この工事案件と同日開札の議案第101号の総合福祉センター空調設備更新工事、これを落札しました。そのため、いわゆる一抜け方式ということで辞退ということになっております。  議案のほうに戻らせていただきます。  工事概要につきましては、後で送っております資料2も御覧ください。  機械設備工事につきましては、老朽化した空気調和機の更新を行うということと、あと、熱源機であります灯油エネルギーを使った灯油だき冷温水発生機を電気エネルギーを用いたモジュール型ヒートポンプチラーに改修します。この熱源機と空気調和機を監視する中央監視盤の改修も併せて行うこととしております。それから、電気設備工事としましては、経年劣化している高圧受変電設備あるいは非常用発電設備、こういったものを更新します。これに合わせまして、照明設備LED化ということで、これも併せて行うこととしております。建築工事としまして、待合ロビーの天井、壁などがやっぱりかなり劣化しております。こういったものも今回併せて改修しようとするものであります。具体的な機械設備工事の内容については、先ほど説明しました資料2のほうで御確認いただけたらと思います。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようにお願いいたします。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。  大島委員。 ◆大島 委員  詳細な資料を頂いてよく分かりました。私もちょっと以前、炉のことでお聞きしたことがあったんだけれども、この資料の6番の炉設備のことについてなんですが、これ、大型炉と小型炉というのがあるその理由ですね。それと、あと、汚物炉というのは何、どういうものを焼却されるのかということと、動物炉のことで以前お聞きしたことがあるんだけれども、またここについてもちょっと説明してもらったらありがたいです。 ○江原 委員長  資料1の6番の炉の設備の種類ね。  平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  炉の種類のことを御質問いただいているかと思うんですけれども、動物炉というのは、普通のペット等を火葬する際に使用する炉でございます。汚物炉というのは、出産時に出る胎盤とか、そういうのを火葬する炉になってございます。大型…… ○江原 委員長  小型炉。  平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  小型炉については、普通の炉のちょっと小さい版ということで昔それを設置していたんですけれども、今はもう使用をほとんどしていない状態になっています。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  大型炉。 ○江原 委員長  平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  大型炉については、もう一般に普通に使用している炉のことを大型炉と言っているだけです。 ○江原 委員長  普通炉との違いは。  平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  サイズがちょっと大きくなっているだけで、大した違いはないんですけれども、普通の人用の炉でございます。 ○江原 委員長  普通炉と大型炉7基で通常運転していると、そういう意味合いでいいの。
     平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  そうです。 ○江原 委員長  空調の件関係ないやん。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  確認で。工事中、4月、5月、来年だと思うんですけれども、全部閉めて工事を進めていくというところなんですけれども、これ質問なっちゃうよ、どうしよう。質問になりそうですから。 ○江原 委員長  確認をしてください。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  確認だけにしておいて、資料請求も後でさせてもらおうかな。今してもいい。 ○江原 委員長  いいけれども。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  いい、資料請求。 ○江原 委員長  はい。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  資料請求で、今ちょっと火葬場がかなり詰まっていると最近使用された方からもお聞きしたんですけれども、コロナ禍の中で感染された方はその日の最後に焼却していくということもお聞きしたんですけれども、コロナの前の年度とコロナの感染というのか、状況になってきた年との使用件数を、コロナ前の月別の使用件数とコロナ、今、真最中なんですけれども、令和2年、3年ですかね、その使用月別の件数、また、市内の方と市外の使用されている件数を資料として出していただきたいと思います。 ○江原 委員長  これ、資料ナンバー1の8についているのでは駄目なの。令和元年も入っているやん、年間で。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  年間か。 ○江原 委員長  月別にする理由が分からへん。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  月別のほうが…… ○江原 委員長  まあいいや。これ、資料は後で検討します。協議会で。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  月別のほうが、4月、5月と限定されていますので、できたらと思います。 ○江原 委員長  閉鎖の期間の絡みで検討、そういう意味よ。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ごめんね。ぜひ。 ○江原 委員長  ほかに。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ありません、私は。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  来年の4月、5月ということなんですけれども、この期間に近隣他市にお願いすることになるかと思うんですが、近隣他市、西宮であったりとか川西も焼却場あるのかな。そこら辺で、他市から来た焼却の金額とかというのは資料で出ますか。それぞれ市によって違うものか、同じようなものなのかどうかというのを知りたいんです。 ○江原 委員長  資料1の4の説明、市によって違うのかという、市外の方の。  平井生活環境課長。 ◎平井 生活環境課長  各市の火葬場の使用料金で、要するに他市からその市の火葬場を使われた料金については、市によって差はあるんですけれども、3倍から4倍ぐらいの差になっております。 ○江原 委員長  質問の趣旨が伝わっていません。もう一度質問。  山本委員。 ◆山本 委員  近隣他市の焼き場の状況というか、それは資料で出ますか、各市。 ○江原 委員長  何を出してほしいの。  山本委員。 ◆山本 委員  市外の方の焼却の金額。 ○江原 委員長  他市の。  山本委員。 ◆山本 委員  他市の。 ○江原 委員長  他市の市民向けと市外の方の資料を阪神間どこまで出してということ。  山本委員。 ◆山本 委員  隣接近隣かな。 ○江原 委員長  隣接。  立花環境部長。 ◎立花 環境部長  近隣の阪神7市ぐらいの部分で、近隣の火葬場の使用料の整理したものは用意できますので、可能です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  市内の方じゃなくて、うちから、宝塚市から頼むので市外の方の分で結構。 ○江原 委員長  立花環境部長。 ◎立花 環境部長  それぞれ市内・市外の区分をしたものも整理可能です。 ○江原 委員長  ほかによろしいですか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第103号の説明はこの程度とします。  最後の議案になりますが、議案第104号、工事請負契約、宝塚市新ごみ処理施設等整備・運営事業、整備工事の締結についてを議題とします。  説明の前に当局より資料配付の申出がありますので、配付をさせます。  資料ナンバー5。今配付をしております資料ナンバー5は、右上に回収という赤字が入っていると思いますが、本資料は企業の技術的な情報が含まれるため、説明終了後に回収するというふうに聞いております。  それでは、説明を求めす。  影山新ごみ処理施設整備担当参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  それでは、議案第104号、工事請負契約、宝塚市新ごみ処理施設等整備・運営事業、整備工事の締結について御説明をさせていただきます。  今、委員長からも御説明ありましたように、本日資料5のほうもお配りさせていただいておりまして、ちょっと資料量が多いので少しお時間をいただきながら御説明をさせていただきます。  それでは、当該工事は、宝塚市クリーンセンターの建て替えに伴いまして、宝塚市新ごみ処理施設等整備・運営事業の中の整備工事として行おうとするものです。  契約金額は463億1,880万円で、川崎重工、新明和工業、青木あすなろ建設、高松建設の特定建設工事共同企業体を請負業者として締結しようとするものです。  工事の内容の詳細と、参考として運営事業についても御説明させていただきます。  資料1のほうを御覧いただけますでしょうか。よろしいでしょうか。  まず、1の事業目的ですが、所管事務調査でも御説明をさせていただきましたとおり、現施設が30年以上経過しております老朽施設であるということ、修繕費のコスト増大化、それから、循環型社会形成に向けた新たな分別等に対応することが難しくなってきているということで、新たな施設を整備しようとするものです。  2の事業方式については、公設民営のDBO方式で行いました。  3の事業者の選定についてですが、価格と提案内容を総合的に評価する総合評価一般競争入札で実施をいたしております。選定基準としては、落札者決定基準を入札公告時に明らかにしておりまして、まず、参加条件等を満たしているかなどを審査する参加資格の審査、基礎審査です。次に、要求水準書の内容を満足しているか、必要書類等が定められた様式で提出されているかなどの基礎審査を行いまして、その次に、入札公告時にあらかじめ示しております評価項目、評価ポイント等を基に知識経験者の方3名で構成する新ごみ処理施設等整備・運営事業者選定委員会において、委員の合議制で提案内容を5段階で評価していただいて点数化をいたしました。評価点は、価格点が50点、提案内容点が50点の100点を満点とし、得点の最も高い提案をしたものを選定するものとしています。評価項目、評価ポイント、配点については、資料2の評価講評の9ページと10ページに表5がついてございますので、そちらのほうを後ほどでも御覧いただければと思います。  先に進めさせていただきまして、次に、参加事業者なんですが、昨年の10月の参加申請時には2グループとなっていましたが、本年2月末に1グループの構成会社の社員が逮捕されるということが起きまして、本市において指名停止となったことから参加資格を喪失したということで、提案は1グループのみになりました。選定結果なんですけれども、川崎重工業株式会社のグループとなりまして、評価点は、内容点が36.06点、価格点が50点で合計86.03点となっております。グループの構成企業は、同じく資料2のほうの評価書の12ページのほうに担当業務と併せて記載されておりますので、後ほど御覧ください。主な企業といたしましては、川崎重工業株式会社、新明和工業株式会社、青木あすなろ建設株式会社、株式会社シンキ、新明和ウエステック株式会社となっています。  次に、事業概要を御説明させていただきます。  事業用地としては、現有地でございます。施設としては、エネルギー回収推進施設、マテリアルリサイクル推進施設、し尿処理施設、仮設リサイクル処理施設、管理棟、収集車車庫棟などの附属施設で構成しておりまして、まず、エネルギー回収推進施設ですけれども、処理方式は、全連続燃焼式ストーカ炉の並行流焼却炉というものになります。処理能力は1日210トンで、105トン炉が2基となります。  ページをおめくりいただきまして、燃焼ガス冷却方式なんですけれども、廃熱ボイラー式で、減温塔は設置いたしません。排ガス処理設備としては、バグフィルター式のろ過式集じん機を設置します。塩化水素や硫黄酸化物の有害物質除去は、ろ過式集じん機内に消石灰を吹き込みまして除去いたします。また、窒素酸化物は、無触媒脱硝方式といいまして、炉内に尿素を吹き込みまして除去いたします。ダイオキシン類は、ろ過式集じん機内に活性炭を吹き込みまして吸着し、除去をいたします。廃熱を利用した余熱利用設備といたしましては、自家発電設備を設置いたします。処理能力は4,740キロワットとなりまして、現在の発電容量が925キロワットですので、約5倍の能力となります。  次に、非常用発電設備ですが、災害でも外部電力の供給が途絶えた場合でも安全に焼却炉を停止し、安全確認した後に外部電力がなくとも自力で稼働できるよう、1,500kVAの大型の非常用発電設備を設置いたします。炉が稼働し発電すれば、クリーンセンター内の全ての施設を稼働させることが可能ですので、全てのごみ処理を継続することができるようになります。新施設では、可燃粗大ごみ処理設備をごみピット横に設置し、破砕後、直接ピットを投入することによって破砕ごみの飛散防止を図ります。  次に、マテリアルリサイクル推進施設ですが、一般持込みの全ごみ種を1か所で受け入れることにしており、新たな試みとして、搬入・搬出がしやすいターンテーブルを設置し、利用者の安全確保と搬出入のしやすさを確保します。イメージは、本日お配りいたしました資料5の6ページのほうを御覧いただけますでしょうか。  6ページの右下のところに絵を少し書いております。これは、マテリアルリサイクル推進施設の上の角っこのほうになるんですけれども、そこに3台のターンテーブルを置いて受入れをするというイメージになってございます。  申し訳ございません、また戻っていただきまして、マテリアルリサイクル推進施設では、不燃粗大ごみ、小型不燃ごみ、缶・瓶、ペットボトル、プラスチック類を選別処理いたします。現在と変わっている部分といたしましては、不燃粗大ごみを縦型の回転式破砕機で破砕した後に、現在は鉄類だけを選別しておりますが、新たにアルミを回収いたします。  また、小型不燃ごみの選別残渣につきましては、現在は焼却処分しておりますが、新施設では破砕機に再度投入し、鉄とアルミを回収いたします。缶・瓶の選別ラインでは、瓶選別ロボットを3基設置いたします。  また、受入れ設備として、瓶の割れ防止を考慮して現在はピット方式ですが、平置きのヤード方式に変更いたします。  プラスチック類は、本年4月にプラスチック資源循環法が施行されておりまして、容器包装プラスチックだけでなく、製品プラスチック等も資源化することが求められます。容器包装リサイクル協会が引き取ることとなりますが、同協会では今年度内に引取りの基準をお示しいただけるようで、次年度からの受入れを開始する予定と聞いております。  新施設では、現在のように民間処理事業者に委託はせず、クリーンセンター内で資源化をしていこうと考えております。  次に、し尿処理施設ですが、新施設では下水道の前処理のみの処理を行いまして、最終処理までは行いません。能力も随分小さくなりまして1日13キロリットル、固形分と水分を分離し、固形分は焼却炉で焼却処分、水分は希釈して下水道へ放流いたします。  次に、仮設リサイクル施設ですが、既存粗大ごみ処理施設の解体からマテリアルリサイクル推進施設稼働までの7年間、粗大ごみ、小型不燃ごみ、缶・瓶、ペットボトル、プラスチック類を処理するために建設をいたします。そこでは二軸式の破砕機を設置しますが、回転式破砕機のような破砕能力がないため、大型で強固な粗大ごみなどは外部の民間処理場に委託することになります。  また、プラスチック類、ペットボトルも外部の民間工場での選別委託をしますので、受入れ設備だけを設けることといたします。缶・瓶は、小型不燃ごみは選別ラインを設置し、選別処理いたします。  最後に、管理棟、収集車車庫棟、職員の詰所、駐車場、憩いの広場、外構などを整備する工事となります。  次に、全体事業費ですが、落札額であります597億9,800万円に消費税10%を足しまして657億7,780万円となる見込みです。整備工事は463億1,880万円となります。運営事業費は、運営委託契約がごみの単価契約ということになりますので、令和29年9月までの想定ごみ量に対する想定額として194億5,900万円になります。財源内訳については、整備工事の実施設計を議決後からスタートさせますので、確定額は実施設計完了後になります。ここでは目安として、事業者の提案時に出していただきました概算額を基に算出いたしましたので、そのため変更があることを御理解いただきたいと思います。整備事業費としては、国の循環型社会形成推進交付金が129億9千万円余り、起債が284億5,950万円、一般財源が48億6,800万円余りとなります。  また、起債については、償還時に交付対象は50%、対象外は30%の交付税措置があります。  さらに、一般財源については、新ごみ処理施設建設基金が令和3年度末で約23億円あり、整備事業には都市計画税の充当も可能になりましたことから、これらで対応をすることと考えております。  運営事業費につきましては、全て一般財源となります。  次に、特定事業契約につきましては、今回の事業はDBO方式を採用しておりますことから、基本契約、工事請負契約、運営委託契約の3本の契約を結ぶこととなります。これらの契約の総称を特定事業契約と言っております。なぜ3本の契約を結ぶのかと申しますと、DBO方式では、設計から運営までを一括した事業として効率的かつ効果的に機能させるために、施設の維持管理や運転に係るノウハウを盛り込んだ設計・建設を行う工事請負契約と、完成した施設で効率的でごみ処理や効果的な施設の維持管理運営を行う運営委託契約の2本の契約を結びます。この2つの契約が不可分一体であることを記した3本目の基本契約を締結する必要があるためです。  次に、事業期間です。  4ページのほうを御覧ください。  事業期間につきましては、要求水準書で示したままの予定期間となっております。整備期間のほうは、令和4年10月から令和14年9月までの10年間、運営期間は、仮設稼働の令和6年の4月から令和29年9月までの23年と6か月となります。エネルギー回収推進施設、し尿処理施設の稼働は、令和9年10月、マテリアルリサイクル推進施設の稼働は、令和13年4月となります。  5ページをお願いいたします。  次に、リスクについての考え方と契約書への反映についてですが、リスクはそのリスクを適切に管理することができる者が当該リスクを分担するという考え方で、事前に考え得るリスクを抽出し、市と事業者のいずれが分担すべきかを検討し、入札説明書や契約書に示しているところです。具体的なリスク分担につきましては、所管事務調査の折に提出させてもらっておりますリスク分担に関する契約書等への反映を御覧ください。  次に、主な提案内容について説明させていただきますので、本日お配りさせていただきました資料5のほうを御覧ください。  資料5のほうの下のほうを見ていただきますと、ページ数が2つついております。58分の何がしというやつと数字の部分ですが、58分の何がしというのは、事業者が提案してきたときの提案書の提示番号になります。今回お示ししているのは抜粋になりますので、その下の数字で御説明させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  初めに、1ページを御覧ください。  提案では、例にありますように、ごみ1トン当たりのCO2の排出量を国の示すごみ基準値、これでいきますと赤い括弧で示されている下に基準値263と書いてあるのが国の基準ですが、これに対して39.5%減らすという提案でございます。ごみ焼却時に出る熱を効率よく回収し発電することや、施設内の機器類の省エネ化を進めること、起動や停止時の助燃用のガス量を抑えるシステムになっていることなどが大きな要因と言えると思います。
     また、発電量が多くエネルギー回収量も要求水準書は19%なんですが、ここで右下に書いてありますように26.1%という提案になっています。これは効率のいい熱回収、排ガス処理時の蒸気使用量を抑えたシステムになっていることで達成できるものです。  次に、2ページを御覧ください。  提案では、送風機類のインバーター化や少ない空気で効率よく燃焼できる低空気比運転をすることで送風機を小さくしたり、ごみクレーンの上下の動きを利用した発電や各所での節電、いろんな工夫をすることによって大幅な省エネを提案しています。  次に、3ページを御覧ください。  3ページの提案では、太陽光発電、風力発電、屋上緑化、自然換気、複層ガラスの採用、保水性舗装など10種類の自然エネルギー技術の導入を提案しています。これらについては、子どもたちの見学時の環境学習に活用できるものと考えております。  続いて、4ページを御覧ください。  今回の提案では、資源化率の目標の提案が右上の表にありますように、鉄類とかアルミ類のパーセンテージを示していただいています。これらの目標を示され、そのほかにも銅や真ちゅうなどを回収するような提案をいただいております。  1ページ飛ばしまして、6ページのほうを御覧ください。  新施設では、市民が自由に出入りできるエリアと工場エリアを区分することとしており、提案では、水色で囲まれました一般市民が入るゾーンと黄緑色で示された工場ゾーンとに分かれております。ゾーンの区分は、建物やフェンスなどで区分する提案となっています。  また、搬入車両の動線と計量も含めてなんですけれども、赤の矢印の一般市民の持込み動線と、青、それから、ピンク、緑、オレンジの矢印の事業者の動線、計画収集の動線と計量等を完全に分離し、一般市民の安全を確保しているところです。  また、赤のほうの線の先を見ていただきますと、一般市民の搬入は一般持込み受入れヤード、先ほど見ていきましたターンテーブルのところなんですけれども、1か所で全てのごみを受入れという形で利便性を高めるとともに、ターンテーブルなどで安全の確保もしているというところです。  7ページを御覧ください。  新施設では、不適物の搬入を防止するために、上のほうにちょっと写真が出ているかと思いますけれども、展開検査を頻繁に行う提案をいただいています。そのため、写真にありますような展開検査装置を設置する提案をいただいております。  さらに、近年各地の施設でリチウムイオン電池による火災が頻発しておりますことから、提案では、各位受入れ設備でチェックする体制を提案されています。  8ページのほうを御覧ください。  施設の安全稼働支えるシステムとして、SPCのサポートセンターによる遠隔監視システムの導入を提案していただいています。本市の施設の運転状況をプラントメーカーのノウハウやビッグデータを活用したシステムで、熟練技術者が監視することによってバックサポートするという形になっています。  9ページのほうを御覧ください。  提案では、受入れ設備の容量に余裕を持つ提案となっています。通常時の必要容量を上回る貯留容量を確保しているとともに、一番右の最大と書かれている貯留容量の日数等を見ていただくと分かるように、大きな余裕を持っていただいております。特にごみピットなどは15日以上を確保するということで、非常時の対応を考えているというところでございます。  10ページのほうを御覧ください。  災害対策として、水害、地震、風災などを考慮した施設提案となっています。耐震はさることながら、防災マップによる浸水の予想では、クリーンセンターの一部が50センチ未満の浸水域になっていることから、施設への浸水対策として1階の高さを浸水想定高さまでかさ上げしています。この左側の図の茶色いところ、TPプラス28.7をTPプラス29.2にしているというところで示されているように、建物地盤を一部上げるという提案でございます。  11ページのほうを御覧ください。  リスク管理では、処理においては余裕を持った受入れ設備や運転技術の継承、代替処理の構成企業によるバックアップ体制など、安全運転を確保するという提案を受けています。  また、下の経営面では、複層的なモニタリング、第三者機関による多面的なモニタリングを行うことを提案していただいています。  12ページのほうを御覧ください。  効率的な運転管理として、3台の瓶選別ロボットの導入を提案いただいております。川崎重工では、実証実験を完了し、本市に先駆けて他市での導入を計画されておりまして、本市に導入されるのはいましばらく時間がありますので、先進導入された事例のデータを活用した改良されたロボットが設置されるものと考えております。  13ページのほうを御覧ください。  財政面では、SPCの資本金は4億9,900万円となっています。この金額は、下の表にもありますように、運転資金、支払い遅延予備費、トラブル対応費、対策費など、不測の事態を想定して設定されたものです。  また、最大20億円の賠償責任保険へ加入し、契約期間中は配当はせずに、利益剰余金は内部留保し、不測の事態に対応する計画とされています。  また、メガバンクによるキャッシュマネジメントシステムにより、自動短期借入れや代表企業による追加融資枠17億円を確保し、安定した経営を確保する提案とされています。  最後に、14ページを御覧ください。  新ごみ処理施設の施設見学、啓発に関しては、エコの視点、美化の視点の2つの眼鏡で学習し、五感とわくわくで工場でしかできない体験をすることで、ごみ問題や環境問題、一人一人の行動のつながりや役割、関わりを学習するとしています。  また、見学ルートは、管理棟からエネルギー回収推進施設、マテリアルリサイクル推進施設を同じフロアで回遊できる提案となっています。  提案書の主な内容の説明は以上です。  資料、また1の5ページのほうにお戻りください。  次に、工事の概要について御説明をさせていただきます。  次々飛んで申し訳ないんですが、議案の参考資料のほうの3枚目に全体配置図があるかと思います。そちらのほうを御覧いただけますでしょうか。  この配置図は、クリーンセンターの敷地を上から見たものなんですけれども、最終形態としては、一番右手側にマテリアルリサイクル推進施設、中央にエネルギー回収推進施設、その横に管理棟という大きな3つの施設で構成されることになります。管理棟の下には、実際には約3分の2ぐらいが収集車の駐車場ということになっております。そして、一番左のスポーツセンター側に一般駐車場と憩いの広場という設置を考えているところです。各施設の詳細については、今後、実施設計で確定していくこととなります。  次に、動線計画なんですけれども、提案内容で説明させていただいたのでここでは少し省略させていただきまして、各施設の処理フローのほうを説明させていただきたいと思います。  また資料5、本日提出させてもらいました1ページのほうを御覧ください。  一番下の図がごみ処理焼却炉のフローになります。これだけ見てもなかなか分かりにくいんですけれども、現在の焼却炉と主に何か違うのかというところでいきますと、3番エコノマイザーと書かれている後に減温塔がバツになっていますように、ここでは減温塔がございません。その後、ろ過式集じん機に行きまして、現在は、そこの後に脱硝反応塔、窒素酸化物を取るのがあるんですが、今回は炉内で処理しますのでそれもございません。炉を出てしまうと、ろ過式集じん機ですぐ煙突というような大変シンプルな施設になっております。  そしたら、同じくそれの4ページ、5ページのほうをめくっていただきますと、こちらのほうにマテリアルリサイクル推進施設の処理フローが同じく示されております。  現在と大きく変わるところだけをちょっと御説明させていただきたいと思います。上から小型不燃ごみの処理系統のほうなんですけれども、受入れ設備が今はピット方式なんですけれども、平置きのヤード方式に変わります。処理残渣を回転式破砕機で破砕し、鉄やアルミの回収をします。不燃粗大ごみ系列は、粗大ごみの破砕後の処理でアルミの回収の選別をいたします。それから、瓶・缶につきましては、先ほど申しましたようにロボットが配置されます。  5ページのほうのペットボトル系統とプラスチック系統ですが、こちらについては、受入れ設備が平置のヤード方式から、ごめんなさい、ピット方式に変更されます。  また、全ての系統で最終的に発生する残渣類は、現在はベルトコンベヤーでごみピットのほうに搬送しているんですけれども、新施設では、各系統の残渣を集めてダンプで搬送するという計画になっています。  それでは、また行ったり来たりして申し訳ございません。資料1の5ページのほうにお戻りいただきたいと思います。  4の各施設の特徴の説明をさせていただきますと、エネルギー回収推進施設では、並行流焼却炉の採用で、未燃ガスを低減して少ない空気で燃焼させることで排ガス量を削減しています。  また、焼却炉内の壁面にボイラー水管を施しました水冷壁を設置することで、熱回収量を増やして発電量を多くし、さらに無触媒脱硝やスーパーヒーター、エコノマイザにより熱回収を増やすことによって蒸気使用量を削減し、さらなる発電の増加を図っているところです。その結果、4,740キロワットの大型の発電機が設置できるということになっております。  1枚めくっていただきまして、そのほかには、遠隔監視は85%運転、展開検査などソフト面の部分でも工夫がなされているところです。  次に、マテリアルリサイクル推進施設ですけれども、瓶の回収量増のために平置きのヤード方式を採用することとしています。一般持込みと収集場所を分けたりすることや瓶の選別ロボットを設置したり、インターネット申込みの導入をすることとしています。それから、し尿処理施設では、エネルギー回収推進施設の合築となりますので、1階の一部を使って実施することとなります。  次に、運営事業について御説明させていただきます。  運営事業者は、グリーンパーク宝塚株式会社となります。同社は、川崎重工、新明和、新明和ウエステック、シンキが出資する本市のごみ処理施設運営のためだけにつくられた特別目的会社となります。資本金は、先ほど申しました4億9,900万円となります。事業内容は、予約受付、持込み受付、計量などの受付管理業務、各施設の運転管理業務、維持管理業務、環境測定などの環境管理業務、情報管理業務、発電管理業務と啓発業務となります。予約から計量、廃棄物処理と、クリーンセンター内の全ての施設の維持管理を行うこととなります。  業務範囲は、7ページに記載のあるように、事業者はごみ受付から処理、排出事業者の連絡調整、積込みまでとなります。  また、管理棟や憩いの広場などのクリーンセンター内施設全体の維持管理と施設見学なんかも含むこととなります。  施設完成後、市に残る業務としては、廃棄物の収集、資源化物の売却、灰やばいじんの最終処分や運搬となります。  今後は、ごみ減量化・資源化の啓発業務を中心に、事業者のモニタリングなどを行うこととなります。  次に、運営委託の契約金額ですが、契約は単価契約となります。  7ページの表のとおり、施設ごとに区分した固定料金とごみ種ごとの変動料金となります。  8ページのほうを御覧いただけますでしょうか。  固定料金は、各施設の運転経費、維持管理費、人件費、光熱水費などで、変動料金は、ごみ処理に必要な薬品費や出荷時の梱包などの消耗品などで構成されています。  今回の運営事業は、令和29年9月までの大変長い期間の契約となりますことから、物価変動への対応として料金改定の方法をあらかじめ決めています。改定する基準は、現契約時と比較して物価の変動割合が0.985から1.015の範囲であれば改定いたしません。この範囲を超えた場合に改定をいたします。改定以降は、改定時の物価が基準となります。  次に、物価変動の指標ですが、固定料金は、日銀が示します企業向けサービス価格指数の総平均を採用します。ただし、変動幅の大きくなる可能性のあるものとして、別途指数を採用するものもございます。軽油、油脂類は、日銀が示す国内企業物価指数の石油製品、その他薬品類については、同じく国内企業物価指数の無機化学工業製品、電気代については、関西電力が公表している電気料金、ガス料金については、大阪ガスが公表している一般ガス料金、上下水道料金については、市の水道料金を指数といたします。変動料金は、多くが薬品代であることから、日銀が示します国内企業物価指数の無機化学工業製品を指数とします。  次に、モニタリングについてですが、モニタリングは、運転モニタリングとSPCの経営モニタリングがあると考えています。資料でお示ししています提出資料や審査方法、頻度などについては、今後、事業者と協議して決定することとなっておりますので、現在は市の案ということで御理解いただきたいと思います。  まず、運転モニタリングの提出資料としては、案でお示ししていますように、運転状況や維持管理状況の分かる資料の提出を求めます。審査方法は、要求水準書、提案書、各種計画書等と比較して達成されているかどうかを判断基準として、各種データを基に市で審査いたします。時期は、四半期ごとの年4回とし、結果を事業者に通知し、改善項目の指摘などを行い、改善状況を確認いたします。ペナルティーとしては、要求水準書等を満足していないと市が判断した場合、9ページに示すフローに従いレベル認定し、是正を求め、改善の有無でペナルティーポイントを付与します。累積ポイントのポイント数により、四半期ごとに支払う委託料の支払いにおいて、減額なし、20%の減額、支払い停止のペナルティーを科します。  10ページのほうを御覧ください。  減額等の措置を講じる事態をレベル1、レベル2として規定します。レベル1は、是正しなければ運営に軽微な影響を及ぼすことを想定される事態、レベル2は、是正しなければ運営に重大な影響を及ぼすことが想定される事態としており、ごみの収集や焼却停止の可能性がある事態などを想定しています。減額等の決定・経過としては、レベル1、レベル2の状況に陥り、相当な是正期間を設けて改善がされない場合、改善期間経過1日につきレベル1は1ポイント、レベル2は2ポイントを付与します。減額の算定方法は、ペナルティーポイントが5未満は減額等の措置なし、5から10未満は20%の減額、10以上は支払い停止となります。支払い停止となった後、翌期支払い期間における累積ペナルティーポイントが5以上であれば、市は契約を解除することができるとしています。  11ページを御覧ください。  次に、SPCの経営モニタリングにつきましては、事業計画書、財務計画書、決算書、監査報告書などを基に計画書と決算を比較し、運営状況を審査します。頻度は、毎年度1回、決算後とし、基本的には市で審査しますが、専門的な部分については、第三者機関への審査を検討しています。審査結果を事業者に通知し、経営状況が悪化しないよう促していきたいと考えています。  事業概要については以上となります。  次に、資料3のほうを御覧ください。  資料3は、所管事務調査時に御指摘いただきました加点審査中のD、E評価の対応についてでございます。  3段落目に記載しておりますように、今回の評価はAからEの5段階評価となっています。最も低いE評価であっても、要求水準書を満たしており、施設の機能面では問題はありません。評価は、提案内容の優劣を5段階でプラス評価するものです。C・D・E評価としたものについては、もう一工夫欲しい内容や運営上で心配されることが想起されるものなど、また、要求水準書の程度であるなと思うような提案について評価したものです。  市としては、これらの項目について、実施設計期間中に具体的な内容で議論し、さらによいものとなるよう設計協議を進めてまいります。設計や工事段階で判明する変更事項などが事業を進める中で発生してまいります。上記の協議の内容も含めまして、これらの変更事項に対する工事費の増減については、要求水準書の要求の趣旨を基に市と事業者で協議した上で判断して、工事の最終段階で精算することとなると考えています。  次に、資料4のほうを御覧ください。  こちらも所管事務調査時の指摘事項でありまして、DBO方式と公設公営の事業費比較について御説明させていただきます。  新ごみ処理施設をDBO方式で実施するに当たって、PFI事業に準拠してVFMを算出しています。VFMを算出する際には、従来方式である公設公営で実施する場合とDBO方式で実施する場合の財源負担見込額の算定の前提条件を設定し、計算をいたします。条件としては、設計、建設費や薬品費、点検整備費などは一定の割合、ここでは約10%程度ですが、縮減できるものとして設定しています。一方、収入や人件費、溶液費、処分費などはDBOも従来方式も同額としています。  また、DBO方式には、従来方式にはないアドバイザー費、モニタリング費、運営資金、開業準備費、SPC経費などを見込んで算出しています。その結果、VFM、つまり従来方式に比べてDBO方式が現在価値化した減額割合を示すものですが、3.65%としておりました。  今回の落札額に基づき、同様にVFMを算定いたしますと14.33%となり、現在価値化差額として約53億円程度となりました。結果としては、さらなる減額効果が出たものと考えております。  説明は以上になります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して何か確認することはありますか。  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  御説明ありがとうございました。  SPCの部分で少し。これは資料請求につながって出せるかの話になるんですけれども、この出資企業が出ている中の出資比率って、それぞれ細かく資料として出すことは可能ですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  本日お配りしております資料5の13ページのほうを御覧いただけますでしょうか。  13ページの上のところに囲み書きの表というか、図がございます。4.9億円の出資に対して代表企業が3.69億円、構成員Aが1億円、Bが0.05億円、Cが0.25億円となっておりまして、代表企業が川重さんになります。構成員Aが新明和さん、それから、構成員Bがシンキさん、それから、構成員Cが新明和ウエステックさんになります。 ○江原 委員長  資料はどうですか。出せそうですか。今、口頭でいただいたけれども、別に要らん。  伊庭君。 ◆伊庭 委員  これ今メモしました。 ○江原 委員長  要らない。メモった。メモしました。伊庭委員、ちょっとちゃんとマイクを入れて。  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  川崎重工さん3.69、新明和工業さん1.0、新明和ウエステックさん0.25、株式会社シンキさん0.05でいいですか。 ○江原 委員長  ほかに。  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  続きまして、所管事務調査のときにちょっと見落としていたのかもしれない。申し訳ないですけれども、この出会いの広場というのが、こちらの資料5を見ていると新しい言葉で出てきたかなと思うので、この部分の御説明を。確認したいんです。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  憩いの広場につきましては、最終的にここは災害廃棄物の……ごめんなさい。 ○江原 委員長  違うの。  再度、伊庭委員。 ◆伊庭 委員  憩いの広場は、所管事務調査のときからありまして、御確認させていただいていて、そことは別のこの資料5の中で見ていると、公用車とかの駐車場のすぐ横、道路側に当たる部分に出会いの広場という新しい単語が見受けられまして、資料にもこちらの分がないので、ただの通路なのかなとは思うんですけれども、ちょっと説明願いたいです。
    ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  申し訳ございません。今日の提案書の資料の6ページのところを御覧いただいているかと思います。管理棟の上のところに一般公用車駐車場の上に出会いの広場という提案をいただいております。こちらは、クリーンセンターに入っていただく導入部分になりまして、資料の3ページのほうにも同じような図があるんですが、ここにいろんな太陽光発電の施設ですとか、いろんな啓発的な意味合いのものを設置しておりまして、クリーンセンターに入ってくるのになじんでいただくような入り口の、どういうんですかね、広場というよりかは導入部分という感じのものになります。 (「導入」の声あり)  導入というか、通路に花なんかが植わっているというふうに見てもらったらいいとかと思います。ちょっと今回、管理棟が後ろに引きますので、その前をそういう形の親しみやすいような形にしたということでございます。  以上です。 ○江原 委員長  太陽光パネルとかマイクロ風力発電とかが置かれていくであろうということやね。  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  はい。 ○江原 委員長  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  ありがとうございます。  一応、最後確認と。この出会いの広場のところから基本的に駐車場に止めた人とかも、ここは徒歩で来る人はいないんだろうか。出入口ということですね。分かりました。 ○江原 委員長  広場や、広場。  ほかに。  大川委員。 ◆大川 委員  質問は、モニタリングのところをちょっと中心にしようというふうに思っていて、技術的なところとか提案のところは1社しかないし、比較のしようもないし、専門的なところもあるので、できる限りモニタリングでと思ってはいるんです。モニタリングとしては、基本的に、いわゆる技術モニタリングと財務モニタリングだと思うので、技術モニタリングは四半期に1回ぐらいやると。あと、財務モニタリングのところが、出していただいている資料だと年1回、市でやるというふうに書いてあるので、これで駄目ということではないんだけれども、本当にこれで足りるのかどうか、四半期に1回のほうがいいのかどうかというのがちょっと正直判断がつかへんので、そのために幾つか判断をするために必要な資料とか、内容とかというのをちょっと今の段階で聞きたいなというふうに思っています。  まず初めに、今回、市のほうからSPCをつくれという形で条件にしたと思うんですけれども、SPCの設立を求めた理由というのは何ですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  今回のDBOにつきましては、ごみの焼却、それから、マテリアルリサイクルにありますように資源ごみの処理等々、業種が多岐にわたるというところで1つにまとめて、指示系統を1本にまとめるというような意味合いが一番大きいかと思います。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  そうすると、あれだね、事業としてはやっぱり1つにまとめて全体俯瞰できるような形で見るためにSPCにしたというところ、モニタリングのしやすさだとか、特に財務のところなんかを見やすくするためにという意味合いが多分多いのかなというふうに思うんですけれども、そうすると、やっぱりちょっと財務のモニタリングをしっかりしないといけないのかなと思うんですが、今回、出していただいた5のところで、その提案の内容は今全部しっかり読んだのでなるほどなと思うんですけれども、ちょっと聞きたいんだけれども、これ、予定の事業計画書の中にPLとキャッシュ・フローがあると思うんだけれども、それって出せますか。資料として難しかったら今回みたいな感じでもいいんですけれども、例えば総額の42億とか4.99億円とか、初め1千万から始まって、事業が実際動き始めたら4.99億円に増資するという内容になっているんだけれども、この規模が、通常の僕らの感覚だと42億円すごいとか4.9億円すごいってなるんだけれども、事業の規模自体が600億の規模で、運営でも200億近いぐらいの規模になっているから、本当にこれがどれだけのインパクトがあるのかがちょっと想像が何となくまだできないので、できれば確認したいなと思うんですけれども、何か出せる方法ってありますか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  我々のほうで何を出すと御理解いただけるのか、いまいちちょっとぴんと来ていなくて、何かこれを出せと言われるものがあれば逆に御指摘いただいたほうが助かるんです。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  多分提案時にSPCの予定のPLと損益計算書とキャッシュ・フローが様式にあったと思うんですけれども、キャッシュ・フローちょっとしかなかったですけれども、それ提案で出してはると思うんですけれども、それというのは出せるかな。あくまで予定の当初の段階なので、それとセットでないと何か分からないんだけれども、資料として出すのも僕もやばいなという気もするので、何か見れる方法ってあるのかなと思って。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  どこまで出せるものかがちょっと判断しかねる部分もありますので、事業者のほうにも一度確認をさせていただいてから御回答させてもらってもよろしいでしょうか。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  今回運営をしていく中で、固定で料金が、まあ言うたらSPCに入ってくるものと、それから、量に応じて変動で入ってくるものがあると思うんです。固定で入ってくるものと変動で入ってくるものの比率がどれぐらいであるかで、要は収入のリスクって変動が大きく変わると思うんです。固定が9割で変動が1割だったら、そんなに大きいリスクじゃないけれども、例えば半々だったら変動のリスクって当然少ないときもあるし、多いときもあるので、キャッシュをどれだけ用意しないかに多分出てくると思うんです。少ないときには、多分それがそのままのリスクが、例えば見ていくと、そのまま事業者にパススルーされているのか、ある程度SPCの中のキャッシュ・フローで対応を見込もうとしているのかみたいなものが。多分パススルーなんですけれども、確認をしないとリスクの度合いが分からなくて、その度合いがどうなってるのかで用意されているここのリスクヘッジの対策が、ああ、十分だなと思うのか、適当だなと思うのか、少ないなと思うのかというのを確認したいのが1点と、もう一つは、四半期ごとに支払う金額は変わっていくので、影響が大きければ四半期ごとにキャッシュ・フローとかPLが改定される可能性があるんじゃないかなと思っているんです。そうなると、四半期ごとに一応見ないといけないのかなという気がしていて、変化の度合いというか、変わっていくスピード感がちょっと分からへんので、それで見たいなという、確認をしたいなという話ですので、ちょっと聞いていただきたいなというふうに思っています。  続けていきます。財務モニタリングの場合って、基本的に金融機関、ベンダーさんが入ってやる場合が多くて、PFIの場合だと、DCRとキャッシュ・ウォーターフローでやるんです。大体もうその2つで管理をするんですけれども、今回DBOなので、金融機関さんが当然いないという形になるので、そのSPCさんの中で、この提案書の中にちょっと書いてなかったので分からないんだけれども、当然どこかに金融の口座を持ちはると思うんです、銀行さん。だから、銀行さんがいるのはいると思うので、そのときにキャッシュ・ウォーターフローみたいなのをやりはるのか。やるんだったら多分提案書に書いてきていたと思うんだけれども、その確認をちょっと。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  資料にはちょっとつけてはないんですが、キャッシュ・ウォーターフローでやるという提案も受けております。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  それって、そのときで構わないので、もう一ページ分見ることというのは可能ですかね。今日みたいな感じ、回収で見ることは可能ですかね、そこは。可能ですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  見ることと言われると、どういう見せ方をしたらいいのか。委員会資料として②のときにお出しして、また申し訳ないですけれども、回収という形でよければお出しすることは可能です。 ○江原 委員長  いいですか。ほかにありますか。  大島委員。 ◆大島 委員  ちょっと物すごく説明が早かったんで、私の頭がすみません、追いついていないんで、申し訳ありません。資料1の2ページ目のマテリアルリサイクルのところなんですが、この資料5のほうでも細かく絵がついているから、これ見てある程度、4ページとか5ページとかで分かったんですが、まず、アルミの分別を今回していくという中で、アルミ缶は、缶・瓶のときは鉄だけ抜いて、ほかの余計なものを抜いて、鉄だけ抜けば、瓶も抜けばアルミだけ残るんやけれども、この小型不燃ごみとか燃やすごみのほうからは取らないんですよね。でも、この小型不燃ごみがどうやってアルミだけ取るのかが、これ見てもアルミ選別機って書いているけれども、ちょっとその仕組みはどないなっているんですか。 ○江原 委員長  選別の仕組みということ。  大島委員。 ◆大島 委員  そうです、そうです。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  アルミの選別というのは難しいんですが、磁石を使って磁場を使うんです。磁場が働いているところに、昔、フレミングの法則じゃないんですけれども、誘導起電力とかでやられたかどうかあれですけれども、そのときに、物が動くときにアルミは跳ね上がるんですよ。それでちょっと遠くへ飛ばすことによってアルミ選別をするという仕組みになっています。 ○江原 委員長  いいですか。  大島委員。 ◆大島 委員  今度、資料5の5ページのほうになるんだけれども、プラスチック類の処理のほうも、法律が変わったから容リ外プラスアルファでまた選別しないといけないのが聞いたんやけれどもちょっと書けなかったのと、それからもう一つは、ここの中で、今までだったら全部委託に容リ法外の分を出して何かにつくっていましたよね、燃料みたいなのにね。それをここの中で全てやれるということになるんですかね。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  今回の施設では、今までのように容リ外プラはRPFといいまして固形燃料にいたしていましたが、今回法律が変わりましたので容リ外プラも一緒にリサイクルをします。それを今の容リ協会が一手に引き受けてくれることになりますので、我々としては、不純物さえどければ、あと、どういう基準で梱包しなさいというのがまだ示されていないからあれですけれども、そちらのほうに出すことができるという形になります。ここのフローの中では、選別がしやすいようにプラスチックの中の重いものと軽いものを風力選別して、ちょっと分けて選別しやすいようにするために系列を2つに分けているだけで、基本的にはプラスチック以外のものが入ってきていたらそれを取っていくという作業になります。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  だから、5ページのところのを見たら、電子たばことかライターとかが入ってきたときに、それをちょっとのけるというそういう意味ですね、今おっしゃっていたの。だから、今まで利用していた容リ外の加工してもらっていたところには全く出さないというふうに理解していいんですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  はい、そういうことになります。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  それと、もう一つ、エネルギー回収のほうなんですけれども、資料1の5ページと6ページに書いてくださっているけれども、売電とかいろんなことを考えておられる。だから、発電をした分を売電とかいうことはここで今説明あったんだけれども、蓄電というのはしないんですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  蓄電の提案は今回ございませんでした。基本的に、発電すれば、余った電気は全て売るという形になります。今の提案の試算でいきますと、単価がいろいろ今動いていますので難しいんですが、仮にキロワット10円で売れたとして、約年間2億から2億3,000万ぐらいの収入が市にあるという形になります。今回、事業者さんに対しては、頑張っていただくためにインセンティブとしてキロワット当たり0.1円だけちょっとお支払いしますよという契約になっています。 ○江原 委員長  大島委員、いいですか。 ◆大島 委員  はい。 ○江原 委員長  ほかに確認することはありますか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  資料1の2ページなんですけれども、ここ、3のし尿処理施設の例えばというので説明していただいて、イの処理能力が小規模になって13キロ、1日処理できると説明があったと思うんですけれども、これまではこれはどうだったんですか。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  まず、し尿処理施設なんですけれども、現在の処理施設が31キロリットルの処理能力になっていますけれども、年々年々量が少なくなってきて、13キロリットルであれば間に合うという形になっています。古くは最終処理までやっていたときは、140キロリットルの施設を今の施設として造っております。そこから下水道に放流するときに31キロリットルに小さくしたというところでございます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  できましたら、ちょっと資料請求になっちゃうんですけれども、これまでの施設の概要。 ○江原 委員長  し尿についてはね。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  全部。 ○江原 委員長  全部。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  全部。ここの。 ○江原 委員長  比較をしたいということ。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  比較をしたいと思っていますので、できたら総務常任委員会のほうでも資料提出はあったと思うんです。できたら同じように出していただければうれしいなと思います。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  総務常任委員会のほうでは、能力の比較という形で、能力だけを比較したやつをお出しさせていただきました。逆に、いつにどの施設が何年にできてとかというやつについては、以前、記者発表前に議員の皆さんには同じものをお配りしているかと思います。それの一番最後のページを見てもらうと同じような資料がついているかと思います。参考として現在の施設を出させていただいていたかと思います。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  この資料の中で。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  はい。その内容でよければあれですし、そのほかにまだ必要であれば、また作ってお出しすることも可能です。 ○江原 委員長  資料については、ちょっと協議会で検討します。  ほかに。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それと、この資料5で出していただいたやつは、当日は出していただけるんですか。回収でいいんです。 ○江原 委員長  影山参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  またお配りをして、また返していただくような。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。 ○江原 委員長  ほかに。よろしいですか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第104号の説明はこの程度とします。  以上で議案の説明は全て終わりました。  ちょっと長くはなっていますが、最後だけ。所管事務調査にちょっと移りたいと思います。 (「今から」の声あり)  今から。 (「資料持ってきていない」の声あり)  持ってきていない。 (「終わった後やって聞いたから」の声あり)  じゃ、ちょっと休憩。もうすぐやりますよ。じゃないと切りがよくないから。同じ担当部分やから。
    (「取ってきます」の声あり)  はい。休憩取っちゃうとすごく遅くなるよ。休憩します。                 休憩 午後 0時27分               ──────────────                 再開 午後 0時30分 ○江原 委員長  休憩を閉じて委員会を再開します。  では、委員会議題の2の所管事務調査ですが、一般廃棄物収集運搬業務委託契約について行います。  当局からの説明を求めます。  影山新ごみ処理施設整備担当参事。 ◎影山 新ごみ処理施設整備担当参事  今回の一般廃棄物処理運搬業務委託につきましては、平成22年からですが、単価契約で年間5千万円を超える委託については議会のほうに報告させていただくということで、この案件については平成30年に単価契約をしたときに御報告したのが最後だと思います。今回の委託契約につきましては、単価ではなくて年間契約と、5年間の長期契約ということでやらせていただいておりますので、その御報告ができておりませんでした。  内容については、担当課長のほうから御説明させてもらいますので、よろしくお願いをいたします。 ○江原 委員長  二宮業務課長。 ◎二宮 業務課長  では、担当課のほうから御説明差し上げます。  一般廃棄物収集運搬業務委託の総合評価方式によります入札によりまして契約を締結いたしましたので、その経緯等につきまして御報告差し上げるものです。  まず、資料1のほうを御覧いただけますでしょうか。  資料1の真ん中に表組みを作っておりますが、今回、令和5年の4月1日から令和10年の3月末まで5年間の長期継続契約を結んでおります。一般廃棄物収集運搬業務といいますのは、恐らくもう皆様御存じとは思いますが、各御家庭からごみステーションに出されたごみをパッカー車で収集をして、クリーンセンターまで運搬してきてくださいという内容の業務になります。現在、宝塚市域内の80%の地域は、民間事業者に委託をしておる状況です。その委託につきまして、委託しているエリアにつきまして、今回、A地区からG地区まで7つのブロックに分けまして、それぞれを入札にかけたものです。真ん中の表を御覧いただきますと、A地区で口谷西1丁目ほか地内、西谷を含むで一般競争入札という書き方をしておりますが、このA地区がどのような地区を含むかというのは、後ほど別資料に詳しく載せておりますので、そちらで御説明をいたします。  契約方法でありますが、影山参事のほうからも御説明いたしましたように、今回、総合評価方式による入札を行っております。前回、平成30年度に長期継続契約を結んだときには、エリアの中に3つだけ特名随意契約をしているエリアを含んでおりましたが、今回は一切特名随意契約を行わずに、全ての地域において総合評価方式による入札を行ったという状況です。  委託の事業者さんですが、委託業者の欄に受託なさった業者の方のお名前を挙げております。上から順に御覧いただきますと、複数出てくる会社名がありますが、これは落札された区域内の世帯数、これが合計で3万世帯を超えない範囲で複数の地域を入札できますよ、落札できますよという形にしておりましたので、点数に応じまして複数を落札した会社も出てきたという次第でございます。  一番右端に契約額を上げております。5年間の長期継続契約で税込みの金額になります。市域内の委託エリアを合計しますと30億1千万余の金額となっております。金額につきましても、後ほど詳しく記載した資料がございますので、そちらで御説明します。  では、契約締結までの経緯につきまして、簡単にポイントを絞って御説明を差し上げます。  まず、昨年度、令和3年度の当初からクリーンセンターの業務課内で総合評価方式の評価手法でありますとか、内容につきまして検討を進めておりました。実際に年が替わりまして、令和4年1月に庁内委員で構成されております総合評価委員会というものを立ち上げまして、その中で総合評価方式の評価の基準表等につきまして精査を行っていただきました。年度が替わって4月14日に入札公告を打っております。2週間ほど入札参加申請の受付を行いまして、ゴールデンウイークを挟んで5月の末に入札書類の提出締切り、6月11日には入札に参加なさる業者の皆様にクリーンセンターに実際にお集まりをいただきまして、総合評価委員会の委員さんのヒアリングを受けていただいております。ヒアリングの結果も踏まえて採点を行って、受託者を決定した。6月27日で契約を締結したという次第でございます。  契約の期間ですが、先ほども冒頭に申し上げましたが、令和5年の4月1日から令和10の年3月31日まで5年間の長期継続契約になっております。これ、履行期間の約9か月前の契約となっておりますが、当然ながら、受持ち区域が変わる事業者さんも出てまいりますし、また、新たに人を雇ったり、あるいはパッカー車を用意したりということになりますとかなりの期間を要しますので、前年度の当初の契約とさせていただいているものです。  すみません、1ページめくっていただきまして、資料2のほうを御覧いただけますでしょうか。  こちらは、一般廃棄物収集運搬業務委託の入札参加申請の申請状況となっております。A4横の表になっておりますが、一番表の左端に参加申請を行われた会社さんのお名前を挙げております。全てで10者から参加申請がございましたが、一番下に書いてある会社さんは、入札公告に至っております参加の条件をちょっと満たせていませんでしたので、入札へは進めませんでした。参加資格がなしという取扱いにしております。最終的に入札に進まれたのが9者、実際にAからG地区までの全てに札を入れられているわけではございませんので、その会社さんがこの地区を落としたいということで札を入れられたところに丸印を入れております。黒丸のついているところが、最終的に落とされた落札事業者という形になっております。  恐れ入ります、1枚めくっていただきまして、資料の3を御覧ください。  資料の3の1から3の3につきましては、市内のどの地域をどの会社さんが担当なさるのかという区割り図になっております。3の1は、現在の収集の状況になっております。平成30年4月1日以降この状況で5年間の契約を結んでおりますので、今年度末までは資料3の1の状況となっております。今回締結しました契約に基づきまして、令和5年度の4月1日以降は、資料3の2のような状況に変わるということになっております。資料3の3のほうに各地域と現在受託しておられる受託者のお名前と契約額とを併せて載せております。こちらのほうで簡単に御説明しますと、現在の契約、平成30年度の4月1日から令和4年度の末までの契約は、合計で29億300万余の金額となります。令和5年4月以降ですが、若干上がってしまったんですが、30億1,051万7,400円という形の委託額合計となっております。  また、一番上の行、東洋工業所さんと西谷環境さん、それから、宝塚衛生さんのところは網掛けにしてございますが、この3者は前回特名随意契約を行っておりました。ただ、今年度、この6月に締結しました契約では、全ての地域を総合評価方式による入札で決めたということでございます。  恐れ入ります、1ページめくっていただいて資料の4を御覧ください。  現在の契約と新しい契約との比較でございます。特別大きく変わった点というのは、まず特名随意契約を廃止して全て競争入札で決めておりますという点と、あと、西谷地域につきましては、現在の契約では西谷地域単独で地元の企業様と特名随意契約を結んでおります。ただ、地元の企業様が、現契約終了後はちょっとごみの収集事業から撤退なさる御意向のようで、この地域単独でちょっと入札にかけるのが難しいかと判断いたしまして、今回は山手台ですとか中筋山手とか、そのエリアを含むところに西谷を含めさせていただいておりまして、入札を行っております。  資料の5の1を御覧ください。  こちらが実際に総合評価の中で使用した評価基準表になります。A3サイズのちょっと縦長の文字も小さく見づらいものですので、その後ろに資料の5の2ということで簡単な要約をつけております。  まず、評価の基準としましては、価格に対する評価、それから、技術的な部分に対する評価、それから、公共性の評価という3つの項目から評価を行いました。それぞれ点数、価格点は500点、それから、技術点が220点、公共性の評価点は80点ということで、800点満点という形にしております。800点満点のうち、価格点が500点ということで、若干価格寄りに重心を移したような内容に今回はしておりました。  すみません、簡単でございますが、担当課からの説明以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○江原 委員長  当局からの説明は終わりました。  質疑はありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  今、評価基準表をちょっと見せていただいていたんですけれども、この公共性の評価の中に若年層の雇用と女性の雇用というのが入っているんですが、今、全部入札で各社落としているんだけれども、これはもうどこも点数は入っていますか。というか、ちゃんと雇用してはるんですかね。うちのほうに回ってくるところなんかは、若い方、若年層の方だし、複数の女性もいてはるからね。それ、みんな条件満たしているんですか。どうでしょう。 ○江原 委員長  二宮業務課長。 ◎二宮 業務課長  若い人が絶対いることとか、あるいは女性が絶対いることとかいうことではなくて、もし若年層の割合が多ければ加点をするし、女性の従業員がいれば加点をするしというそういう加点項目でございます。ですので、おっしゃられましたように、女性のいない会社というのもございましたし、比較的御高齢で、若年層の人が少ない会社というのも当然ございますし様々ですが、もし若年層をたくさん雇用されておられれば加点をしますし、女性職員がおれば加点をすると、そういう加点項目にしております。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  分かりました。ありがとうございます。 ○江原 委員長  ほかにありませんか。  山本委員。 ◆山本 委員  すみません、1点だけ確認させていただきたいんですが、西谷環境はなぜ引かれたのでしょう。 ○江原 委員長  先ほど説明があったよ。わざわざ理由を聞く。  二宮業務課長。 ◎二宮 業務課長  当然詳しい事情まではあれなんですが、お話をさせていただいている限りでは、やはり会社として経営的にそういう判断をなさったということだと思うんですが、恐らくはお金的にどうなんだろうという判断をなさったんだと考えます。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。 ○江原 委員長  ほかにありませんか。よろしいですか。                 (「はい」の声あり)  それでは、これで所管事務調査を終了します。  本日委員会終了後に、これで一応、最初の部分を終わりますが、論点整理と議案等の取扱い協議のため常任委員協議会を開催する予定としています。論点整理に当たっては、各委員から質疑事項等を出していただいてになっております。あと、資料要求の件もなっております。各委員からの質疑事項等、資料要求等の提出はいつまでに。昼休みやけれども、どうしましょうか。 (「その場で」の声あり)  その場で。お昼なしでやる。まあお昼もちょっと食べながら、資料を作りたいという人もいるから、どのくらいでいいか。だから、提出はいいですか。すぐできる、資料の提出は。できる。 (「資料提出」の声あり)  事務局に対して出す時間。 (「質問とかの」の声あり)  それも質疑でもいいし、資料…… (「資料、ずっとそれ箇条書にしとった」の声あり)  箇条書でもいい。 (「例えば、1時半でお昼御飯休憩して、その後協議会をして、そのときに協議しながら資料の提出の確認をしていくということ、ほか」の声あり)  ということやね。 (「それでもいいと」の声あり)  そうよね。 (「でないと、事務局の方も御飯食べて。それでいいかなと思う」の声あり) (「ちょっとお待ちください」の声あり) (「そのときに論点も入れながらやろ」の声あり) (「協議会でその場で」の声あり) (「協議会の中で」の声あり) (「集まったときにもう皆さんの論点整理票出される」の声あり)  いや、普通の手順はそうやけれども、毎回事前に出してくれる人もいてはるやん。それがあまりいてないんやったら、その場で論点を中心にして、質疑事項はいろいろあるでしょうけれどもということでしょう。                 (「はい」の声あり)  論点が分かれるものがあるんだったらそうする。資料要求の確認をその場でもすると。                 (「はい」の声あり)  だから、もう事務局にいつ何時まで提出というのを決めない。                 (「はい」の声あり)  決めない。じゃ、昼休みを取って何時に協議会を再開するか、それだけ決めましょうか。 (「今何時。1時半でいい」の声あり)  1時半で。                 (「はい」の声あり)  1時半に常任委員協議会を行いますと。よろしいか。                 (「はい」の声あり)  事務局もお昼休みぐらい取るぐらいにしておいてください。  それで、今度は委員会室。第1委員会室。  最後に、今後の予定ですけれども、9月12日月曜日の9時半から常任委員会②を開催しますと。当日の審査順は、本日の審査順と同じ形にしたいと思います。論点整理の結果に基づいて質疑、委員間の自由討議、討論、採決を行いますので、よろしくお願いしますと。  常任委員会としては、これをもって閉会しますと。じゃ、お昼休みです。御苦労さんでした。                 閉会 午後 0時49分...